奈良県政策推進課で、個人情報が記載された書類が紛失する事態が発生した。
紛失したのは「口座振替申出書兼相手方登録依頼書」で、この書類は調査協力者への謝礼振込のために使用され、統計調査員(非常勤特別職の公務員)を通じて県に提出されるもの。
書類には家計調査に協力した6名分の住所、氏名、電話番号、印、口座情報などが含まれていた。
2025年1月下旬に、担当職員が書類の保管状況を確認したところ、6名分が不足していることが発覚。
調査員に確認したところ、「すでに県へ提出済み」との回答を得たものの、2月6日までに県庁内での捜索でも発見できなかったという。
想定される原因として、書類の受け取り時に「提出物チェック票」への記録が漏れたことで、書類が未提出と誤認されていた可能性があるとのこと。
また、提出済みの書類が適切に保管されず、誤って他の書類に混在し廃棄された可能性が高いとされている。
奈良県政策推進課は「関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけし、深くお詫び申し上げる。今後、再発防止に向け全力で取り組む」とコメント。
関係者に謝罪するとともに、警察へ遺失届を提出している。
今後の対策として、書類を受け取る際に「提出物チェック票」への記録を担当職員と統計調査員がダブルチェック体制導入や、書類受け渡し時の確認作業を徹底するよう指導強化、書類の保管場所の管理体制の見直しなど進め誤廃棄の防止策を講じるという。