「国立天文台」で1,048名分の情報流出 データ記録するUSB紛失

自然科学研究機構「国立天文台」において、個人情報が含まれるUSBメモリが紛失する事態が確認されている。

概要

4月15日、国立天文台職員が自席引出し内に保管していたはずのUSBメモリが紛失していることに気付き問題が浮上。
捜索するも12月2日時点で発見には至っていないとのことで、最後に所在が確認されたのは2021年11月26日だったという。

紛失したUSB

同USBメモリは、国立天文台が当該職員に貸与したもので内部のデータ暗号化はされていない。
また保管されていた職員の引き出しは、鍵による施錠はされていなかったことが確認されている。
なお、同USB内には国立天文台内の会議資料および職員採用に関する応募書類データ1,048名分が記録されていた。

対応

国立天文台は、紛失による影響が懸念される関係者に個別での連絡を実施。
なお、同USB 紛失によるものとみられるデータの悪用などは確認されていないとのこと。

【参考URL】
USBメモリの紛失について
https://www.nao.ac.jp/

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