新日本プロレスリングオフィシャルファンクラブ「Team NJPW」にて、会員の個人情報が記録されたUSBメモリが紛失する事態が発生したという。
同クラブを運営する新日本プロレスリング社によると、2024年4月22日に後楽園ホールで行われたファンクラブの撮影会の準備中、USBメモリの紛失が発覚したとのこと。
公表時点で当該USBメモリは見つかっておらず、警察に遺失物として届け出が行われた。
紛失したUSBメモリには、32,775名分の会員情報である氏名や生年月日、年齢、会員種別、会員期限といった情報が記録されていたとのことで、住所や電話番号、メールアドレス、クレジットカード情報などの連絡先や決済情報は被害の対象外と説明されている。
なお、当該USBには暗号化機能が備わっていたとのことで、現状内部のデータが第三者に不正に使用された事例や二次被害は確認されてないという。
同社は対応としては、事故の対象となる全会員に個別での連絡を実施。
今後の再発防止策として、ファンクラブの認証システム見直しや撮影会などにおける会員認証にUSBメモリを使用せず、他の認証手段を検討するなど挙げられている。
【参考記事】
個人情報についてのお知らせとお詫び
https://www.njpw.co.jp/news/