電子部品メーカー「日本セラミック」社で、同社が管理するサーバーに対し第三者による不正アクセス被害が確認された。
この不正アクセスにより、同社が保有する情報の一部が流出した可能性が懸念されている。
同社によると、2025年4月7日に社内サーバーで障害が検知されたことで問題が浮上。
その後の調査で、4月5日に第三者による不正アクセスがあったという。
今回の不正アクセスにより、同社が保有する個人情報や機密情報が流出した可能性があるとのことで、外部専門家とともに漏えいした情報の特定を進めている状況。
被害の全容把握には時間を要する見込みとし、本件が同社の業績に与える影響についても現在精査中とされている。
また、不正アクセスの原因や侵入経路についても、外部専門家の支援のもと調査が進められている。
日本セラミックは、対応として不正アクセスを受けたサーバー等のインターネットおよび社内ネットワークからの遮断と、システム会社との連携による復旧対応を実施している。
今後、調査で判明した事実や開示すべき事項が発生した場合、速やかに公表される予定。