高校教員、生徒撮影した私物スマホが紛失 25名が影響対象【大阪】

大阪府立の高等学校教員が、生徒の個人情報が記録されたスマートフォンを紛失する事案が発生した。
同スマートフォンには、学校行事や部活動の様子が写っている写真データが記録されており、生徒25名が影響対象とみられている。

当該教員は、帰宅途中にスマートフォンが紛失していることに気づき、携帯電話会社への連絡と、遠隔操作によりスマートフォンを使用不可の状態に対応した。
その後、学校への報告と警察への遺失届が提出されており、念のためクラウドストレージのログインパスワードが変更されている。
同学校では学校行事などで私物のスマートフォンを使用して写真撮影した際は、速やかに指定のサーバーにデータを保存した後、私物のスマートフォン内のデータを削除する規定なっていたが、同教員は怠っていたとのこと。

同学校では教職員会議で事案内容を共有し、個人情報の取り扱いについて注意喚起を行うとともに、私物のスマートフォンを使用する際の規定を再度周知するという。
教育庁においても同様に、全府立学校に本件を周知し、個人情報の適切な取扱い等について改めて注意喚起を行うと説明されている。

【参考記事】
個人情報(学校行事等の写真データ)が記録されたスマートフォンの紛失について
https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin

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