レディー・ガガやマドンナの個人情報がランサムウェア被害 ハッカー集団から22億円の金銭要求に事務所拒否姿勢

エンターテインメント業界の大手法律事務所がランサムウェア被害を受け、アメリカの歌手レディー・ガガやマドンナをはじめとする有名アーティストの個人情報が窃取されたとする情報が公開されました。

概要

ランサムウェア攻撃はハッカー集団「REvil」によるものとみられており、法律事務所から顧客の契約書、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を盗み出し、これらのデータの返還と引き換えに2100万ドル(約22億4300万円)を支払うよう要求しているとのことです。
事務所および弁護士は、この要求を拒否する方向で現在進行しているようです。
なお、盗まれた情報内には、アメリカの歌手レディー・ガガやマドンナをはじめ、ニッキー・ミナージュ、ブルース・スプリングスティーンなどの有名アーティストの個人情報も含まれていたことが確認されております。

セキュリティ企業「エムシソフト(Emsisoft)」の脅威アナリストであるブレット・カロウ氏は、「犯人達は情報を盗まれた人々から直接金を巻き上げようとする可能性がある」、「身代金を支払ったとしてもハッカー集団が盗んだ情報を抹消する保証はなく、それが売却されることもあるため、有効な対策はない」とコメントしております。
 

【参考URL】
ガガら、個人情報盗まれるハッキング被害に

最新情報をチェックしよう!