2026年7月、「LINEヤフー」社が提供するゲームアプリにおいて、利用者情報が外部に誤送信されていたことが発覚。
対象となったのは「LINEポコポコ」「LINEポコパンタウン」「LINEポコパン」の3タイトルで、利用者を識別するためにシステム内部で利用される「内部識別子(ランダムな文字列)」が、外部の広告システムへ誤送信されていたという。
同社によると、誤送信の原因は2022年5月25日に行った外部広告システムの設定変更があったが、広告効果などを分析する外部ツールとの連携設定において、本来は送信対象ではない内部識別子が送信される状態になっていた。
LINEヤフーとパートナー企業の双方で設定内容の確認が不十分だったと説明している。
その後、2026年4月1日に異常を検知して社内調査を実施したところ、3サービスで同様の事象を確認。
設定は同年4月3日までに修正され、外部へ送信されたデータについても削除が完了したことを確認しているという。
影響が生じたのは約610万件で、誤送信されたのはシステム内部の識別番号のみであり、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、LINE IDのほか、銀行口座やクレジットカード情報などの決済情報は流出対象外とされている。
現時点で、誤送信された内部識別子が不正利用された事実や、これに起因する二次被害は確認されておらず、個人情報や決済情報は含まれていないため、利用者側でパスワード変更などの特別な対応を行う必要はないとされている。
LINEヤフーは、「利用者や関係者の皆さまにご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪するとともに、外部サービスとの連携設定に関する確認体制を見直し、再発防止に取り組む方針を示した。