国立研究開発法人「量子科学技術研究開発機構」において、病院患者情報が記録されたUSBメモリが紛失する事態が発生した。
概要
USBメモリの紛失が判明したのは9月30日。
同機構の医師が情報共有用の電子カルテ端末にて、死亡報告書を作成時に使用されている。
外来診療のため、端末にUSBメモリを接続したまま離席。
その後席に戻った際にはUSBメモリはなかったという。
影響と対応
紛失したUSBメモリには、同機構病院患者3,311名分の情報が記録されていた。
含まれていた情報には氏名をはじめ、生年月日、住所などの個人情報と病名、治療内容などが記録されていたことが確認されている。
なお、当該USBメモリには暗号化処理などはされていない。
10月14日時点で発見には至らず、盗難の可能性も含め千葉北警察署に被害届を提出している。
【参考URL】 QST病院内における個人情報を含むUSBメモリの亡失について https://www.qst.go.jp/ |