カーシェアリングサービス「カリテコ」にランサムウェア 会員情報の流出についても調査つづく

2026年8月4日、「名鉄協商」社が運営するカーシェアリングサービス「カリテコ」をはじめとする複数のサービスにおいて、サーバーへの不正アクセスが判明。
顧客情報が外部に流出した可能性があるという。

ニューストピックス
◆事案発生日:2026年6月23日(発覚日)
◆問題発生した場所:名鉄協商株式会社の自社サーバー(複数)
◆原因:ランサムウェア等の攻撃によるサーバーへの不正アクセス
◆影響人数:調査中(一部既知:名古屋市営路外駐車場定期券購入者263名、中電不動産委託の月極駐車場顧客約4,000件)
◆流出した可能性がある情報:氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、運転免許証情報、クレジットカード情報(一部顧客)
◆事案により影響があった外部あるいは関係組織:名古屋市、中電不動産株式会社
◆対応状況:個別案内の実施(郵送等)、外部専門機関と連携した原因調査

同社によれば、事態が発覚したのは2026年6月23日。
自社サーバーへの不審なアクセスを検知したため、外部の専門機関と連携して調査を進めたところ、複数のサーバーへの攻撃と、データを暗号化して身代金を要求するランサムウェアによるアクセスの痕跡が残されていたことが確認された。
詳しい侵入経路や原因、影響を受けた人数の規模やデータの流出件数については公表されておらず、現在も継続して調査が行われている。
また、情報流出の対象となっているのは、カリテコの入会申込書に記載された会員情報で、氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、運転免許証情報が挙がっている。
一部の顧客についてはクレジットカード情報まで含まれている可能性があるとのこと。
攻撃による影響はカリテコ以外の関連サービスにも及んでおり、8月6日時点の状況として、名鉄協商パーキングの月ぎめ駐車場利用者、駐車場のオーナー、MKPポイントカード会員が該当しており、名古屋市営路外駐車場の定期券購入者263名や、中電不動産から管理を委託されていた月極駐車場の顧客約4,000件についても情報流出のおそれがあるとされている。
公表時点でいずれのサービスにおいても実被害は確認されておらず、情報が実際に流出したという確定的事実や不正利用などもない。

名鉄協商は対応として、対象となるカリテコ会員などに対して郵送等で個別案内を実施。
調査の進行により、今後新たに対象者が判明した場合は順次案内を行っていく方針だという。
同社は利用者に対し、不審な電話やメール、郵便物などに十分注意を払うよう呼びかけており、身に覚えのない連絡を通じて個人情報やクレジットカード情報の入力を求められた場合には、絶対に応じないよう強く注意喚起している。
今後の対応として、同社は外部専門機関の助言を踏まえながら原因の確認を急ぐとともに、再発防止に向けたセキュリティ対策の強化に取り組むとのこと。

【参考】
https://www.cariteco.com/news

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