アメリカフロリダ州の都市「リビエラビーチ」は、6月24日現在、市内コンピュータネットワークがランサムウェア被害を受けており、身代金を支払う方針を発表しました。
問題発生と被害状況
問題発生は、当市職員が不審なメールを誤って開封してしまったことを発端に、市内コンピュータが次々とネットワーク伝いに感染してシステムロックされました。
被害の影響で、以下のような損害が発生しています。
・各コンピュータでのメールが使用不能
・水道施設と連動していたネットワークが遮断
・緊急速報のための情報発信や記録が使用不可
市のランサムウェアへの対応
被害原因はランサムウェアによるもので、ハッカーからシステムのロック解除に、65ビットコイン(約68,940,000円)の身代金を支払うよう要求されております。
リビエラビーチ市議会は、当初94万ドル(約1億円)で新規のコンピュータ及びシステムの再構築を検討していたようですが、現時点で概ね身代金の支払いに応じる方向で対応を進めるとのことです。
【参考URL】 フロリダの小都市、ランサムウェアに屈する–身代金約6440万円を支払いへ |