2022年9月中にフィッシング対策協議会へ寄せられた、フィッシング攻撃に関する事案を取りまとめたレポートが公開された。
概要
当該レポートによると、フィッシング報告件数のトータルは102,025 件で、8月比で 7,052 件増加となった。
確認されたフィッシングサイトのURL件数は53,612 件で、8月比で4,391 件増加と増加傾向にある。
特筆として、9月中確認された手口には「国税庁」をかたるフィッシングメールの件数が多数とする点が挙げられている。
差出人欄に国税庁のドメインを含め、実在の告知メール分をコピーしているとのこと。
対策
フィッシング対策協議会は、推奨対策として以下の内容を挙げている。
・意図せず認証コード通知SMSが届いた時は、パスワード変更や決済サービスの使用履歴を確認
・個人情報やクレジットカード情報など求められた際は、その必要性を検討し類似の詐欺被害がないか確認
・フィッシング対策機能が備わっているメールサービスの切り替え
【参考URL】 2022/09 フィッシング報告状況 https://www.antiphishing.jp/ |