【韓国・西江大】サイバー攻撃で18万名の個人情報流出 朴槿恵元大統領も被害か

2026年8月、韓国・ソウルの西江(ソガン)大学で、学生や教職員などの個人情報がサイバー攻撃により流出したことが判明。
中には同校の卒業生である朴槿恵(パク・クンヘ)元大統領の情報も含まれていたことも確認されている。

ニューストピックス
◆事案発生日:2026年8月11日(異常検知は8月14日)
◆問題発生した場所:韓国・ソウル市 西江(ソガン)大学
◆原因:海外IPアドレスからの総当たり攻撃(ブルートフォース攻撃)による不正アクセス
◆影響人数:約18万人(在学生、教職員、卒業生、退学者、半修生など)
◆流出した可能性がある情報:氏名、学籍番号・職員番号、ログインID、所属、メールアドレス、携帯電話番号、暗号化されたパスワード(※住民登録番号や金融口座情報は対象外)
◆事案により影響があった外部あるいは関係組織:朴槿恵元大統領(同校卒業生)、個人情報保護委員会、教育部、警察
◆対応状況:攻撃元IPの遮断、ネットワーク分離、サーバー脆弱性点検、公式での謝罪、利用者へのパスワード変更周知、当局による調査・警察の事前調査着手

同大学によると不正アクセスは8月11日、海外のIPアドレスから行われており、IDとパスワードの組み合わせを無差別に試す「総当たり攻撃(ブルートフォース攻撃)」とみられている。
大学側が異常を検知したのは14日で、統合ログインアカウントが標的となっている。
対象は在学生や教職員のほか、卒業生や退学者、他大学の再受験を目指して籍を置く「半修生」にまで及んでいた。
流出したのは氏名、学籍番号・職員番号、ログインID、所属、メールアドレス、携帯電話番号、暗号化されたパスワードなど約18万件が該当している。
また被害対象には、1970年に入学した朴槿恵元大統領も含まれており、大学が設けた流出確認ページで朴氏の情報を照会したところ、対象に含まれていることが判明したという。
同大学では半年ごとのパスワード変更を義務付けていたが被害に至っている。
なお、パスワードが暗号化されていたことから、成績などの学事情報へのアクセスは免れたほか、日本のマイナンバーに相当する「住民登録番号」や金融口座情報の流出は確認されていないとされている。

大学側は対応として、攻撃元のIPアドレスを遮断し、ネットワークの分離など緊急措置を実施。
公式サイトで謝罪するとともに、外部の専門企業と連携してサーバーの脆弱性点検や監視体制の強化を進めている。
また、利用者に対して他サービスでのパスワード変更などを呼びかけた。
報告を受けた韓国の個人情報保護委員会や教育部が調査を開始したほか、警察も15日、立件に向けた事前調査に着手しているとのことで、攻撃者の身元や最終的な被害規模は調査中とされている。
韓国では近年、大学を狙った情報流出が相次いでおり、管理体制の抜本的な強化が求められている。

【参考】
https://en.yna.co.kr/view/AEN20260815002551315
https://news.ltn.com.tw/news/world/breakingnews/5540915
https://www.donga.com/en/article/all/20260817/6350209/1

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