米「Tモバイル」で顧客約3,700万名の情報流出発生 データベースにハッキング

アメリカ携帯電話事業者「Tモバイル」において、不正アクセスによる個人情報の流出被害が発生した。

概要

不正アクセスが判明したのは1月5日。
ハッカーにより、同社のデータベースが不正アクセスを受けており、内部の顧客情報が窃取された可能性が発覚した。
調査により、不正アクセス自体は2022年11月25日頃から実行されていたとみられている。

被害状況

当該不正アクセスによる影響が懸念されている情報は以下の通り。

被害対象者:
ポストペイドおよびプリペイドの顧客約3,700万名
流出した情報:
氏名、住所、メール、生年月日などの個人情報
※身分証明書番号やクレジットカード情報、パスワードなどは対象外とされている

対応

1月5日の判明後の翌日には、不正アクセス元を遮断し新たな攻撃は確認されていないとするも、引き続きの調査対応が継続している。
また、被害対象の顧客には個別での対応を実施しているとのこと。
同時に、当該被害への応対による費用が相当額に至る可能性から、証券取引委員会へ報告書類の提出を行っている。

なお、同社では2021年にも同様の情報流出が発生し、約7,000万名に影響が出ている。

【参考URL】
https://www.cnn.co.jp/tech/35198869.html?ref=rss
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN20DGG0Q3A120C2000000/
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec0781bebcd8d9318f54bba0a335d4f08c6e5875

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