2024年10月1日、大阪府の帝塚山学院大学の学生1名のメールアカウントが不正アクセス被害を受けたと公表。
これにより多量のスパムメールが送信される事態が発生したという。
公表では、約40分間で3,433通のスパムメールが送信されており、19,839件の大学関係者や外部の受信者に影響が出たとみられている。
大学は事態を認知後、該当アカウントの利用を直ちに停止する措置を講じており、具体的な原因について調査を進めるとともに再発防止策の導入を検討中としている。
対応として進められている内容として、メールアカウントとパスワード管理の厳格化や利用者へのセキュリティ意識向上のための周知活動、技術的な再発防止システムの導入検討が挙げられている。
大学関係者は、「利用者一人ひとりのセキュリティ意識の向上と、技術的な防御策の両面で再発防止を目指す」とコメントしている。