産業用ロボット製造企業「鳥羽洋行」でマルウェア「Emotet」被害　複数のなりすましメールに注意喚起

10月20日、産業用ロボットの製造販売を行う「株式会社鳥羽洋行」において、同社従業員を騙るなりすましメールが複数送信される事態が発生したことが明らかになりました。

概要

鳥羽洋行社によると、10月16日に同社従業員を騙ったなりすましメールが複数確認され始めたことで問題が浮上、調査の結果社内パソコンがマルウェア「Emotet」に感染していることが判明したというものです。

同社では、ネットワークの完全遮断しセキュリティ措置を施した端末から随時稼働させるなどの対応を行い、事実関係についての調査および二次被害拡大防止が進められている状況にあるとのことです。

対策

現在確認されているなりすましメールには、暗号化されたZIP形式のファイルが添付されているものが確認されており、被害拡大防止のため、該当する当該するとみられる不審なメールは開封せずメールごと削除するよう注意が呼び掛けられております。