試薬や化成品の製造業を行う「東京化成工業株式会社」において、外部からの不正アクセス被害が確認されている。
概要
不正アクセスが検知されたのは6月23日、同社アメリカ子会社のシステムで確認されている。
同社システムが外部からの不正なアクセスを受けたことにより、日本国内のグループ会社が保有する情報の流出が懸念されている。
影響範囲
当該攻撃による情報流出の事実は確認されていないが、影響が懸念されている情報は以下の通り。
影響対象:
取引先情報1,200件分、個人情報7,000名分
流出した可能性のある情報:
会社名、会社住所、担当者氏名、メールアドレス、電話番号など
対応
情報公開された11月1日時点では、ネットワークおよび監視体制の強化などシステム面でのセキュリティ対応は完了。
また、当該攻撃により流出したとみられる情報が、外部サイトなどで不正に公表されていないか監視を継続していくとのこと。
【参考URL】 不正アクセスによる個人情報等流出の可能性に関するお詫びとご報告 https://www.tcichemicals.com/JP/ja/ |