2026年6月3日、韓国動画配信サービス「TVING」の運営企業で、データベースへの不正アクセスによりユーザーの個人情報が外部に持ち出された可能性が発覚。
有料加入者約500万人が影響を受けたとみられており、韓国政府も調査に乗り出している。
韓国科学技術情報通信部やTVINGの発表によると、不正アクセスを確認したのは6月2日のことで、身元不明のハッカーがサーバーに侵入してファイルを外部に送信したと推定されている。
今回の事案でハッカーの手に渡ったとみられるのは、会員IDや名前、生年月日、性別といった基本情報に加え、電話番号やメールアドレス、CI(接続情報)、DI(重複加入確認情報)、返金用口座番号など多岐にわたる。
一方で、韓国のマイナンバーに相当する住民登録番号や、クレジットカード情報などの決済関連データはサービス側がそもそも保有していないため、流出していないという。
事態を重く見たTVINGの代表CEOは公式に謝罪し、セキュリティ強化のため全ユーザーに対してパスワードの即時変更を強く推奨している。
また、6月4日からはユーザーがログインした際に、自身で流出した項目の詳細が確認できる案内を表示する仕組みを導入した。
韓国政府も本事故に対する調査に着手しており、流出した情報を用いたフィッシング詐欺やボイスフィッシングといった2次被害に警戒するよう注意喚起を行っている。
なお日本国内の一般的なユーザーや市場に対する直接的な影響については、TVINGが韓国国内向けのサービスであり、2026年現在も日本には公式に進出していないためだほぼなし。
しかし、韓国旅行時に現地の電話番号などでアカウントを作成した人や、VPNを利用して韓国IPアドレスからアカウントを作成している一部のヘビーファンは注意が必要となる。これらのユーザーは、TVING側からの案内に従いパスワードを変更するとともに、不審なメールやSMSに対しては決してリンクをクリックしないよう警戒するよう推奨される。
【参考】
https://news.nate.com/view/20260603n12566
https://biz.newdaily.co.kr/site/data/html/2026/06/03/2026060300043.html