2.5次元アイドル事務所「VOISING」が不正アクセス被害  “推し”情報や顧客個人のデータ流出か

「いれいす(IRREGULAR DICE)」「すたぽら(StarLight PolaRis)」など2.5次元アイドルグループが所属する芸能・エンターテインメント会社「VOISING」で、不正アクセスにより顧客の個人情報など流出した可能性が判明した。
2026年8月18日、社内でデータ分析に利用しているBIツール(ビジネスインテリジェンスツール)が外部から攻撃を受けたという。

ニューストピックス
◆何があったか(要点): BIツールへの不正アクセスにより、各種サービス利用者の個人情報が外部へ流出した可能性が発覚
◆事案発生日: 2026年8月10日〜8月16日(8月16日に発覚・遮断)
◆問題発生した場所: 社内でデータ分析に利用していた外部BIツール
◆原因: システムの脆弱性を突いた外部からの不正アクセス
◆影響人数: 調査中(退会者・休眠顧客を含む全サービス利用者が対象)
◆流出した可能性がある情報: 氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、性別、◆購買履歴、決済金額記録、サービス加入状況、応援対象タレント情報(※クレジットカード情報・口座情報・パスワードは対象外)
◆事案により影響があった外部あるいは関係組織: 外部サイバーセキュリティ専門機関、個人情報保護委員会、所轄警察署
◆対応状況: システム停止・遮断、脆弱性修正プログラム適用、アクセスキー変更、デジタルフォレンジック調査実施中、行政機関・警察への報告・相談完了、専用問い合わせ窓口の設置、個別メール連絡の開始

同社によると不正アクセスは8月10日から16日午後にかけて実行されており、システム内に保管されていたデータが不正にダウンロードされた。
16日に事態を把握し、該当システムの停止とネットワークからの遮断措置を講じている。
影響を受けるのは、同社が運営する各種サービスを利用したすべての顧客で、退会済みや一定期間利用のない休眠顧客も含まれていたとされている

【対象となるサービス】
・アカウントサービス「VOISING ID」
・公式ファンコミュニティ「VOISING CONNECT」
・公式オンラインストア「VOISING ONLINE STORE」
・いれいす公式ファンクラブ「いれらぶ」(リニューアル前を含む)
・旧VOISINGアカウント
・旧オンラインストア(いれいすとあ、すたぽらしょっぷ、クロノストア、ブラフラショップ)

対象人数やデータ件数に関する詳細は現在調査中とされており、流出した可能性のある情報は、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、性別といった基本情報のほか、購買履歴(購入日時・商品など)、決済金額記録、サービス加入状況、さらには応援対象タレント(推し)の選択情報が該当しているという。
一方で、クレジットカード番号や口座情報といった決済関連データ、および顧客のログインパスワードについては、今回不正アクセスを受けたシステムに一切保持されていなかったため、流出していないと強調しており、情報の悪用など二次被害は確認されていないという。

同社は対象となる顧客に対し、登録されたメールアドレス宛てに順次個別の連絡を行う予定。
すでに原因とみられる脆弱性に対する修正プログラムの適用や、関連するすべてのパスワードおよびアクセスキーの無効化・変更など、サービスの安全対策を完了しており、外部のサイバーセキュリティ専門機関に依頼して詳細なアクセスログ解析などのデジタルフォレンジック調査を進めているとのこと。
また個人情報保護委員会への報告と所轄警察署への相談・被害通報を終え、捜査に全面協力しているという。
同社は専用の問い合わせ窓口を設置し、顧客に対して流出したメールアドレスや電話番号を悪用したフィッシングメールやSMS、迷惑電話が届く恐れがあるとして、不審な連絡に含まれるURLをクリックしたり添付ファイルを開いたりせず、速やかに削除するよう注意を呼びかけている。
今後の詳細な調査結果や追加の対応については、新たな事実が判明次第、コーポレートサイトおよび公式Xで報告されるとのこと。

【参考】
https://voising-official.com/news

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