ペコちゃん騙る「偽のお菓子作り体験」に注意喚起 子育て世代の個人情報ターゲットか

不二家は2026年7月3日、自社の社名やロゴ、キャラクター(ペコちゃんなど)を無断で使用した偽の広告や偽サイトがSNSなどで確認されたとして、消費者に注意を呼びかけている。

不二家によると、確認されている偽広告には「お菓子作り体験イベント」や「ケーキ職人体験」といったイベントへの参加者を募集する内容となっており、同社とは一切関係がないものとされている。
同社は、偽広告のリンク先や偽サイトへアクセスすると、個人情報を不正に取得されたり詐欺被害に遭ったりするおそれがあるとして、サイトの閲覧や情報入力を行わないよう注意喚起。
また、不二家が体験イベントなどを実施する際は、公式ウェブサイトや公式SNSで案内するとしており、イベント情報は必ず公式チャネルで確認するよう呼び掛けている。
なお不二家はこれまでにも、同社の名称を使用した偽通販サイトや公式SNSを装った偽アカウントに関する注意喚起を行っている。

2026年6月頃から複数の大手食品・外食企業で同様の手口による注意喚起が相次いでおり、これらは子育て世代を対象とした体験イベントを装うケースが多い。

こうした偽体験イベント広告からLINEなどへ誘導され、参加人数や子どもの年齢、緊急連絡先などの個人情報を入力した後、高額投資を勧誘される被害事例が報告されている。
例として、フジテレビ系FNNプライムオンラインの報道(2026年6月17日頃)では、銀座コージーコーナーをかたった親子ケーキ体験の偽広告からLINEへつながり、イベント関連のやり取りの中で「絶対に損はしない」と持ちかけられた結果、青森在住の女性が100万円相当の被害に遭ったケースを紹介されており、子育て世代を狙った投資詐欺の入り口と位置づけてられている。
また、関西テレビの独自取材(2026年6月23日頃)では、大手うどんチェーン店を装った「親子製麺体験」や「親子バリスタ体験」の偽広告に応募した子育て世代が、LINE誘導後に投資勧誘を受けた実態を報じています。親心を逆手に取った手口として、SNS上のニセ広告が子育て世代を標的にしている点を強調されている。
これらの事例では、偽広告クリック後、偽サイトやLINEアカウントへ誘導され個人情報を収集した上で、別途投資話に発展させるパターンが共通しており、被害額は数万円から100万円規模に及ぶケースが見られる。
消費者庁や警察庁も、SNSを起点とした類似投資詐欺の急増を注意喚起しており、各企業は公式チャネル以外での情報提供を否定する対応を強化している状況。
被害防止のため、魅力的な体験イベント広告を見かけた場合は、リンクをクリックせず、必ず各企業の公式ウェブサイトや公式SNSで開催の有無を確認することが重要となっている。

【参考】
https://news.ntv.co.jp/category/society/ra34bde02425a84861b0aac6a0be922060

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