いきなり始まったテレワーク運用
新型コロナウィルスの感染拡大が進む中、我が国企業の多数において、制度無しか、不十分な態勢で在宅勤務をはじめとしたテレワークを開始した事例が多くみられます。はたしてこのような状況下で、今後の運用に問題は出てこないのでしょうか?
きちんと制度として導入し、就業規則の手直しを行えば、厚生労働省の助成金「働き方改革推進支援助成金テレワークコース」を受給できるチャンスになります。是非このセミナーで、テレワークの導入・運用をスムーズに行う情報を受け取ってください。
概要
私は、コロナウィルス騒動の以前から「テレワーク」をはじめとした柔軟な働き方が我が国の今後において重要であると考え、普及推進を行ってまりました。私がこれを始めたきっかけは、私自身が、予期せぬ子供の介護が必要であるという、大変な窮地に立たされたことに起因します。
当時私は外資系企業に勤めており、大変忙しい毎日を過ごしておりました。しかしこの予期せぬ「子供の介護」をきっかけにこれまで通りの仕事と生活の継続が不可能になったのです。そこで約6年前、妻とともに会社を辞める決意をし、子供の介護・治療・リハビリに専念することにしました。
その後は、個人で事業を立ち上げ、慣れない自営で奮闘しながら、生活の足しにもならない少ない収入でやりくりする日々が続きました。2018年6月に会社を立ち上げ現在に至りますが、今振り返っても、当時「テレワーク」のような柔軟な働き方が浸透していたなら、会社を辞めずに済んだかもしれないと考えます。
その後、このテーマについて学ぶにつれ様々なことがわかってきました。まず、私のような「介護による離職」は年間に約9万~10万人も存在するという事実です。しかも介護離職をされた方の実に約56%の方々が再就職できていないという厳しい現実があります。更に今後の高齢化を考えるとより深刻度を増すことになります。
また、女性の出産離職は年間約20万人(GDPベースで1兆2千億円程度のマイナス)。またうつ病などの健康理由による離職者も相当数存在するものと思います。これらの問題を、テレワークのみで解決することはできませんが、大きな解決要素になると考えます。
現在は、新型コロナウィルスの感染拡大により、いきなり「テレワーク運用」を開始せざるを得ない状況かと思います。
今後、この突貫工事によりスタートした運用状態を継続した場合、様々なバグ・課題が見えてくるものと思います。これらのバグ・課題の影響を少しでも事前に和らげるための正しい知識と準備を進めるべきであると考えます。
これらの準備が整えば、厚生労働省が発する助成金「働き方改革推進支援助成金テレワークコース」を受給する準備が整います。このセミナーでまずはこのステージに立っていただき、スムーズにテレワーク制度の導入・運用を進めていただくヒントになれば幸いです。
こんな方におすすめ!
- テレワーク導入を検討している企業様。
- テレワークを導入済みだが、今後の運用をより円滑にしたい企業様。
- 情報の安全確保に関して不安をお持ちの企業様。
講師 | 熊本真治 ラーテルソリューション株式会社 代表取締役 難病を抱える子供を授かったことをきっかけに長年勤めた外資系企業を退職。柔軟な働き方が、労働力不足の問題を改善し従業員の救済にも繋がると知った今、テレワークの推進を志す。 保有資格/上級個人情報保護士 youtubeチャンネル:「ラーテル情報セキュリティ」ご視聴ください! |
主催 | ラーテルソリューション株式会社 |
日程 | 2020年4月16日(木)13時~14時30分(10分前から入場できます) 2020年4月17日(金)15時~16時30分(10分前から入場できます) 2020年4月23日(木)15時~16時30分(10分前から入場できます) 2020年4月28日(木)13時~14時30分(10分前から入場できます) |
会場 | zoomによるオンライン(開始1時間前までにメールにてアクセスID、パスワードをお送りいたします。) |
お問合せ | 03-6369-0370 |
定員 | 各回1名~5名まで |
参加費 | 無料 |
【そのほか注意事項】
当日のキャンセルはお受けできませんのでご了承下さい。