Excelでは、「保存せずにExcelを閉じてしまった」「ファイルごと削除してしまった」「使用中に強制終了してしまい、データが保存されなかった」など、データ保存にまつわるトラブルがよくおこります。
この記事では、Excelのデータが誤削除・上書きで破損した際の、データ復元方法を紹介します。
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復元できる可能性がある場合
下記の場合、個人でもExcelデータを復元できる可能性があります。ただし、不適切な手法をおこなうとデータは失われますので、やみくも操作は控えてください。
- データの保存・上書きを忘れた
- 誤って削除・上書きした
- ファイルを開こうとしたら破損していた
- 作業中に強制終了してしまった
Excelデータの復元方法
個人でできる、Excel(エクセル)データの復元方法を紹介します。
Excelデータの保存を忘れた場合
まだ一度も保存したことないデータを、復元する場合
1.Excelを起動し、「ファイル」→「情報」→「ブックの管理」の順に進みましょう。
2.「保存されていないブックの回復」があるので、クリックしましょう。
3.該当のデータが見つかった場合には、ファイルを選択して画面下部にある「開く」をクリックしましょう。
4.ファイルが開いたら、バーの下にある「名前を付けて保存」をクリックしましょう。
既存のExcelファイルを上書き保存せずに終了してしまった場合
1.Excelを起動し、該当するファイルを開きましょう。
2.次に、「ファイル」→「情報」→「ブックの管理」の順に進みましょう。
3.「ブックの管理」項目の下にある、「日付 時間 (保存しないで終了)」をクリックしましょう。
4.ファイルが開いたら、バーの下にある「復元」をクリックして、上書き保存しましょう。
間違えて上書き保存してしまった
誤って上書き保存してしまった場合、「ファイル」→「情報」→「以前のバージョン」と進みましょう。復元可能な更新日時一覧が表示されたら、該当ファイルを選択し、「復元」をクリックします。
破損したファイルを復元したい場合
Excelを開こうとした際、「ファイルが破損しているため開くことができません」と表示されることがあります。この警告が表示される原因として、次の2パターンがあります。
・実際に破損している
・セキュリティ機能が働いている
まずは、インターネットから取得したファイルを、ローカルフォルダに移動して開いてみましょう。開けた場合、セキュリティ設定の影響で弾かれていたことが考えられます。
一方で、ローカルに移動しても開けなかった場合、実際にExcelデータが破損している可能性があります。手動で、修復する方法は次のとおりです。
1. Excelを起動し、「ファイル」→「開く」の順に進みましょう。
2.破損しているファイルを選択して、「開いて修復する」→「修復」の順に進みます。
削除してしまった場合
削除したExcelデータは「ゴミ箱」の中から探しましょう。ただし、削除してから一定期間が経っていたり、「ゴミ箱を空にする」などの行為を行ってしまうと、データはゴミ箱からも消えてしまいます。
このような場合、「ファイル履歴」から復元できる可能性があります。「ファイル履歴」とはPCに保存されているファイルを、自動でバックアップできる機能です。そのため、「ファイル履歴」が有効になっている場合、希望の日時の状態まで復元することが可能です。
作業中に強制終了してしまった場合
作業中に強制終了が起き、ファイルが閉じてしまった際の復元方法は次のとおりです。
1.Excelを起動し、該当するファイルを開きましょう。
2.次に、「ファイル」→「情報」→「ブックの管理」の順に進みましょう。
3.「ブックの管理」項目の下にある、「日付 時間 (保存しないで終了)」をクリックしましょう。
4.ファイルが開いたら、バーの下にある「復元」をクリックして、上書き保存しましょう。
上記でデータを復元できなかったときの対処法
復元ソフトを使用する(注意)
上記の方法で解決できなかった場合、復元ソフトを使うことでデータを復元できる可能性があります。ただし、手軽に試すことができる半面、使用する場合は以下の注意点やリスクを十分に把握したうえで作業しましょう。
● データ復元ソフトによって復元の精度に差がある
● データが入った媒体に障害があった場合、状態が悪化する可能性がある
●さらに障害を悪化させてしまう可能性がある
本当に大切なデータがある場合は、データ復旧サービスの利用をおすすめします。
データ復旧の専門業者に相談する
これまでに紹介した方法を試してもデータが復元できなかった場合、自力で解決しようとすると、誤った手順によって最悪の場合、データ復旧できなくなってしまう可能性があります。
最も安全にデータ復旧するには、データ復旧の専門業者に相談することです。データ復旧の専門業者であれば、症状や状況に応じた適切な対処が可能で、メーカーや個人では対応できない修復も可能です。
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まとめ
今回はExcelデータを修復できない際の対処法、おすすめの復旧サービスについて紹介しました。
間違えてデータを消してしまった場合でも、上記で紹介したような手法を取ることによってデータを取り戻せる可能性があります。しかし、データ復旧にはリスクがつきものです。焦って対処してデータを消してしてしまう前に、まず専門家に相談してみるなど、慎重な処置を行いましょう。