不正アクセスの証拠を調べる方法や調査会社を紹介

不正アクセスは個人や企業にとって深刻な脅威です。システムに侵入されることで、機密情報の流出、業務停止、さらには金銭的被害に発展する可能性があります。

もし不正アクセス被害にあった場合は、すぐに専門のフォレンジック調査会社に相談しましょう。

▶おすすめの調査会社はこちら▶【フォレンジック調査会社一覧|選び方・依頼の流れを解説】

本記事では、不正アクセスを調査する方法を分かりやすく解説します。

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不正アクセスログの分析

不正アクセスの兆候を見つける最初のステップは、システムやネットワークのログを分析することです。ログには、ユーザーやシステムのアクティビティに関する重要な情報が記録されています。

ログの種類と分析方法

  1. アクセスログの確認:サーバーやアプリケーションのログを確認し、不審なIPアドレスや通常とは異なる時間帯のアクセスを探します。
  2. エラーログの調査:ログイン失敗の記録が繰り返されている場合、不正なログイン試行が行われている可能性があります。
  3. ファイアウォールログの解析:不審なポートへの接続試行やブロックされた通信を確認します。

具体的な手順

  1. ログファイルを保存してバックアップを取る。
  2. ログ分析ツール(例:Splunk、ELK Stack)を使用して、異常なパターンを特定する。
  3. 発見された異常なエントリを記録し、詳細を分析する。

ネットワークトラフィックの監視

ネットワークトラフィックを監視することで、外部との不審な通信やデータの不正な送信を検出できます。

ネットワーク監視ツールの活用

  1. Wiresharkやtcpdumpなどのツールをインストールする。
  2. リアルタイムでトラフィックをキャプチャし、不審なパケットや通信を特定する。
  3. 疑わしいIPアドレスや大量データ送信のエントリを記録する。

注意点

ネットワークトラフィックの監視は専門知識が必要なため、異常が確認された場合は速やかに専門家に相談してください。

セキュリティソフトウェアの活用

セキュリティソフトウェアを利用することで、不正アクセスやマルウェアを検出し、迅速に対処できます。

アンチウイルスソフトの設定

  1. 最新のアンチウイルスソフトをインストールする。
  2. システム全体のスキャンを実行し、不審なファイルやプログラムを検出する。
  3. 検出された脅威を隔離し、必要に応じて削除する。

侵入検知システム(IDS)の導入

IDSを導入することで、不審なネットワークアクティビティをリアルタイムで検出できます。

フォレンジック調査の実施

深刻な不正アクセスが疑われる場合、フォレンジック調査を行うことで、攻撃の全容を解明できます。

フォレンジック調査の手順

  1. デバイスの電源を切らずに状態を保全する。
  2. 専門ツールを使用してディスクやメモリのイメージを取得する。
  3. 取得したデータを分析し、攻撃者の痕跡や手法を特定する。

注意点

フォレンジック調査は専門知識が必要であり、証拠を損なうリスクが高いため、専門家への依頼を強く推奨します。

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適切な予防策の導入

不正アクセスの再発を防ぐために、以下の予防策を講じることが重要です。

セキュリティ設定の強化

  1. 強力なパスワードポリシーを実施する。
  2. ファイアウォールやVPNを活用して通信を保護する。
  3. システムやアプリケーションを定期的にアップデートする。

※VPNの運用を誤ると逆に脆弱性にもなりかねないので注意が必要です。

まとめ

不正アクセスの調査は複雑で専門的な知識が必要な場合があります。ログの分析やネットワークトラフィックの監視、フォレンジック調査を適切に実施することで、攻撃の全容を明らかにし、再発を防ぐことが可能です。しかし、深刻な事案の場合は、専門家やフォレンジック調査会社に相談することを強く推奨します。

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