Facebookメッセンジャーを開いた瞬間、見知らぬ誰かとチャット履歴があったり、友達から「変なメッセージ送ってきたけど大丈夫?」と連絡が来た経験はありませんか?
メッセンジャーに異常が起きた場合、アカウントが第三者に乗っ取られている可能性があります。本記事では、メッセンジャーの乗っ取りを確認する方法から乗っ取られてしまった時の対処法まで解説します。
深刻な場合、プロフィールや友達リスト、投稿履歴などが第三者に不正利用される恐れがあるので自力で解決できない場合はハッキング・乗っ取りの専門業者に相談することがおすすめです。
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Facebookメッセンジャーが乗っ取られたか確認する方法
自分のメッセンジャーが第三者に操作されているかどうか、以下の方法で確認できます。
心当たりのない投稿やメッセージの確認
- Facebookまたはブラウザでログインする。
- 「メッセンジャー」または「タイムライン」を開く。
- 自分が送った覚えのないメッセージ・投稿がないか確認する。
ログイン履歴・アクティビティの確認
- 右上の「メニュー(三本線)」>「設定とプライバシー」>「設定」を選択。
- 「セキュリティとログイン」をタップ。
- 「ログインの場所」に見覚えのないデバイスや地域がないか確認。
登録情報の改ざんチェック
攻撃者がアカウントを完全に奪うため、登録されているメールアドレスや電話番号を変更するケースもあります。
- 「設定」>「個人情報」で、現在のメールアドレスと電話番号を確認。
- 不明なアドレスが追加されていればすぐに削除。
- 元の正しい情報を再登録する。
友人からの通報や連絡
「怪しいリンクを送ってきた」「急にお金を借りようとしてきた」などの連絡が来た場合は、乗っ取りがすでに起きている可能性があります。
Facebookメッセンジャーからの警告通知
Facebookメッセンジャーは、異常なログインや位置情報の不一致があると通知を送る仕組みを備えています。メールやアプリ通知を確認しましょう。
Facebookメッセンジャーが乗っ取りの主な原因
メッセンジャーの乗っ取りは、複数の原因が複合的に絡んで発生します。主に以下のような原因を考えられます。
- フィッシング詐欺による情報流出
- パスワードの使い回し・弱い設定
- 不正アプリや連携サービスの悪用
- なりすましアカウントの承認
- マルウェア感染によるパソコン乗っ取り
- 他SNSとの連携による漏洩
メッセンジャー乗っ取りは、個人情報の流出やなりすましによる詐欺被害だけでなく、友人・知人への連鎖被害や金銭的損失にもつながるリスクを伴います。
少しでも乗っ取りの疑いがある場合や、不正な挙動に心当たりがある場合は、被害を最小限に抑えるためにも、専門業者へ相談することを強く推奨します。
Facebookメッセンジャーが乗っ取られた時の対処法
万が一乗っ取られてしまった場合、以下の方法で対処することが有効です。
パスワードの即時変更
まず最優先でパスワードを変更します。
- Facebookにログイン。
- 「設定」>「セキュリティとログイン」>「パスワードを変更」。
- 現在のパスワードと新しい強力なパスワードを入力。
他サービスでも同じパスワードを使っていた場合はすべて変更してください。
全端末から強制ログアウト
他の端末にも被害が及ぼす可能性があるので、全端末からログアウトしてください。
- 「セキュリティとログイン」画面を開く。
- 「ログインの場所」一覧の右下「すべてのセッションをログアウト」をクリック。
- その後、信頼できる端末から再ログインする。
セキュリティソフトでのスキャン
マルウェアによる操作の可能性がある場合があるので、ウイルス対策ソフトでのスキャンすることがおすすめです。
「Windows Defender」「ESET」「カスペルスキー」などの製品で、フルスキャンを実行しましょう。
専門業者に相談する
乗っ取りが深刻な場合や、業務アカウント・重要な情報が関わっている場合、社内でのリソースでは対応が不十分な可能性があります。
専門業者へ相談することで、以下のような専門調査が可能です。
- どのような手法で乗っ取られたのか
- いつ・どこからアクセスされたか
- どの情報が流出したか
適切な対応で、被害を最小限に抑えるためには専門業者に相談することをおすすめします。
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乗っ取りを防ぐための5つのセキュリティ対策
日常的な対策を講じることで、乗っ取りリスクを大幅に減らすことが可能です。メッセンジャー乗っ取りに有効な対策は以下の通りです。
強力なパスワードの設定
英字(大文字・小文字)、数字、記号を組み合わせた12文字以上のパスワードが理想です。
二段階認証の有効化
- Facebook「設定」>「セキュリティとログイン」を開く。
- 「二段階認証を使用する」をタップ。
- SMSコード、または認証アプリを選び設定を完了する。
ログイン通知の設定
未知のデバイスからのアクセスがあった際に、リアルタイムで通知を受け取ることで、早期発見に繋がります。
不審なアプリの削除
連携中のアプリを確認し、使っていないものや出所不明のものは削除してください。
VPNの導入
公共Wi-Fiやオフィス以外の環境からアクセスする場合、VPNで通信を暗号化することで、傍受リスクを軽減できます。
※VPNの運用を誤ると逆に脆弱性にもなりかねないので注意が必要です。
Facebookメッセンジャーの乗っ取りを通報する方法は?
主に以下のような方法があるので参考にしてください。
- 通報専用ページから申請
- ヘルプセンターへ問い合わせ
- なりすましアカウントの場合の通報
まとめ
メッセンジャーの乗っ取りは、誰にでも起こり得る現実的なサイバー脅威です。
万が一被害に遭った場合は、冷静に操作を停止し、セキュリティ設定の見直し・ログアウト・投稿削除・報告を速やかに行うことが被害拡大を防ぐ鍵です。
ビジネス用途や深刻な被害が発生している場合は、専門家への相談してください。