フォレンジック調査会社のおすすめは?失敗しない選び方と比較ポイントを解説

デジタルフォレンジックとは、電子機器内のデータを専門的に収集・分析し、証拠保全や原因究明を行う調査手法です。詳しい仕組みや活用例については、こちらの記事で解説しています。
デジタルフォレンジックとは?初心者にもわかる不正調査の基本と仕組み>

フォレンジック調査が必要になった際、まず課題となるのが「どの会社に依頼すべきか」という選定の難しさです。
業界は専門性が高く、外からは違いが見えづらいため、「何を基準に比較すればいいのか分からない」という声も少なくありません。

本記事では、フォレンジック調査会社を選ぶ際に確認すべき基準や比較のポイントを、第三者目線で分かりやすく解説します。

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フォレンジック調査会社を選ぶ前に知っておくべき3つのこと

フォレンジック調査会社選びをいきなり始めるのは非効率です。まず知っておくべきフォレンジック調査業界特有の前提を押さえることで、失敗を避けた選定が可能になります。よくある誤解や見落としがちなポイントを整理しましょう。

  • 専門領域が企業ごとに異なる
  • 「安さ」だけで選ぶのは危険
  • 探偵や弁護士とフォレンジック調査会社の違い

専門領域が企業ごとに異なる

フォレンジック調査会社といっても、全ての会社がすべてのインシデント調査に精通しているわけではありません。たとえば「情報漏えい」や「内部不正」に強い会社もあれば、「サイバー攻撃」を専門とする会社もあります。

自社の課題に対して“何に強い会社を選ぶべきか”をあらかじめ整理しておくことが、適切な会社選定の第一歩になります。

「安さ」だけで選ぶのは危険

フォレンジック調査は、単なるトラブル対応ではなく、証拠の信頼性や報告書の正当性が求められる専門調査です。「調査費用が安いから」という理由だけで依頼すると、調査精度が低かったり、裁判で使えない報告書が出てきたりするリスクがあります。

費用はもちろん重要ですが、何に対してのコストかを正しく理解した上で比較することが重要です。

探偵や弁護士とフォレンジック調査会社の違い

「調査」と聞くと、探偵事務所や弁護士を思い浮かべる方もいますが、フォレンジック調査会社の業務とは領域が異なります。探偵は主に人物調査、弁護士は法律や裁判手続きなどの対応が主業務であり、デジタル証拠の取得と解析は基本的に専門外です。

この違いを理解しないまま依頼してしまうと、「思った調査がされていなかった」「証拠として成立しなかった」という失敗につながります。

後悔しないためのフォレンジック調査会社の選定ポイント7選

信頼できるフォレンジック調査会社を選ぶポイントは以下の7つです。

  • 調査実績が豊富
  • セキュリティ認証を取得している
  • 調査完了までのスピードが速い
  • 無料相談や見積りに対応している
  • 自社の課題に合った調査分野に対応している
  • 証拠能力のある報告書を作成できる
  • 初動支援・再発防止まで対応している

これらの特徴を持つ調査会社に依頼することで、効果的な調査と適切な対策が期待できます。

>>おすすめのフォレンジック調査会社一覧|選び方・依頼の流れを解説

調査実績が豊富

調査実績が豊富な調査会社は、さまざまな種類のサイバーやリーガルインシデントに対応した経験とノウハウを持っています。そのため、状況や問題に応じた適切な方法やツールを駆使し、被害の状況や原因をより正確に特定することで、適切な対策を講じることができます。

セキュリティ認証を取得している

セキュリティ認証を取得している企業は、情報セキュリティに対する取り組みが評価されており、信頼性が高いです。

具体例として、ISO/IEC 27001などの国際的な認証が挙げられます。これらの認証は、企業が情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)を適切に運用し、機密情報の保護に努めていることを示します。

こうした認証を取得している企業は、データ漏えいリスクを最小限に抑えるための対策を講じており、顧客のデータを安全に扱うことができます。このため、セキュリティ認証を取得している企業を利用することがおすすめです。

調査完了までのスピードが速い

問題が発生した際、調査完了までのスピードが速いほど、被害を最小限に抑えることができます。調査スピードが速い理由としては、専門知識や経験を持ったスタッフが多数在籍していることや、最新の技術やシステムを導入して効率的な業務を行っていることが挙げられます。

無料相談や見積りに対応している

問題が発生した際、無料相談や見積りに対応している企業であれば、相談のうえ、見積りを取得することで、サービスの費用を事前に把握し、予算に合ったプランを選ぶことができます。

無料相談や見積りに対応している企業は、顧客ニーズに応じたサービスを提供できる体制が整えられており、信頼性が高いと言えます。ぜひ、お問い合わせや見積りの依頼を通じて、最適なサービスを見つけてください。

自社の課題に合った調査分野に対応している

フォレンジック調査と一口に言っても、その対応範囲は企業ごとに異なります。社内不正、労務トラブルに強い企業もあれば、サイバー攻撃に強い企業も存在します。またフォレンジック調査会社によっては、大企業の数百台規模の端末調査が必要になるようなインシデントのみを取り扱う企業もあれば、中小企業や個人の調査まで対応している企業まで様々です。

自社の課題に対して適切なアプローチを取れるかどうかを見極めるためには、同様のインシデント対応実績や、専門領域に関する記載、また個人のお客様向けの相談フォームがあるかを事前に確認することが重要です。

証拠能力のある報告書を作成できる

調査会社を選ぶ際には、調査報告書の「証拠能力」も重視すべきです。裁判や社内処分、行政報告などにおいては、報告書の体裁・構成・根拠が明確でなければ、証拠として認められないケースもあります。

第三者に提出可能な正式書式での報告書作成に対応しているか、証拠保全・解析のプロセスが明文化されているかなども確認ポイントとなります。

デジタルフォレンジックにおける証拠能力とは?裁判で有効な証拠と認められるための条件と実務対応

初動支援・再発防止まで対応している

フォレンジック調査の完了だけで終わらず、被害発覚直後の初動対応や、調査結果を踏まえた再発防止策の支援まで行えるかも重要な選定基準です。

特に緊急対応が必要なケースでは、ヒアリング・証拠保全を即日実施できる体制が整っているかどうかが明暗を分けます。また、報告書の納品後にアドバイスや再発防止の提案を行ってくれる会社は、信頼性と顧客理解が高いと判断できます。

フォレンジック調査にかかる費用・期間の相場感は?

ここでは、フォレンジック調査を依頼する際に気になる「費用」と「期間」の相場について、それぞれの要素に分けて分かりやすく解説します。

  • フォレンジック調査内容ごとの費用相場
  • フォレンジック調査にかかる期間

フォレンジック調査内容ごとの費用相場

以下は、フォレンジック調査における主要な作業別の費用相場です。

調査内容費用相場(おおよそ)備考
初動対応・証拠保全10~30万円対象機器数や緊急性によって変動
ログ解析30~100万円データ量やログの保存状態に依存
端末解析50~150万円デバイスの数やデータ量が影響
ネットワーク解析50~200万円通信範囲が広いほどコスト増
メール調査30~100万円メール件数や送受信範囲による
調査報告書作成20~50万円法的活用の有無で変動

実際の調査ではこれらを組み合わせて実施することが多く、全体として数十万円〜数百万円、内容によっては1,000万円以上かかるケースもあります。

また、費用に影響する主な要因は以下の通りです。

  • 対象デバイス数・種類: PCやスマホ、サーバーなどの台数・種類に比例してコスト増
  • 調査範囲と複雑さ: データの暗号化の有無、ログの保管状況などによって変動
  • 調査の緊急度: 即日対応・夜間対応などは会社によっては追加料金がかかる場合も
  • 調査会社の技術力と設備: 高度な調査スキルを持つ企業ほど単価も高くなる傾向

費用は「高い・安い」ではなく、「調査の質」に対して妥当かどうかが重要です。

>>フォレンジック調査の費用相場とは?期間や調査会社の選び方を解説

フォレンジック調査にかかる期間

フォレンジック調査の一般的な所要期間の目安は以下の通りです。

  • 簡易な単一デバイスの調査: 数日〜1週間程度で完了
  • 複数端末を含む中規模調査: 2〜4週間程度が一般的
  • 大規模かつ複雑な調査: 1〜3ヶ月以上かかるケースも存在

特に企業全体のネットワークを対象とする調査や、複数の拠点にまたがる調査では、データ収集や解析に膨大な時間が必要となるため、慎重なスケジューリングが求められます。

このようにフォレンジック調査が変動する要因を詳しく解説すると以下の通りです。

  • 調査対象機器の数や種類: 調査端末の数が増加するほど時間がかかります。
  • データ量や解析難易度: 大容量のデータや暗号化ファイルの解析には時間が必要です。
  • 不正の複雑性: 意図的な証拠隠滅や複雑な操作履歴がある場合、分析工数が増加します。
  • 法的要件や報告書の形式: 裁判資料として提出する場合は作成にも一定の期間が必要です。

このようにトラブルが発生した場合は、できるだけ早くフォレンジック専門機関へ相談し、適切な初動対応を取ることが、調査期間の短縮にもつながります。

編集部おすすめ調査会社:デジタルデータフォレンジック(おすすめ度)

情報漏洩サイバー攻撃といった、幅広いインシデントに対してフォレンジック調査を行っている専門会社をご紹介します。

こちらの業者は、相談件数が39,000件を超え、民間の調査会社でありながら官公庁や大手企業との取引実績も多く信頼できるため、幅広い調査に対応していておすすめです。もちろん法人だけでなく、個人のハッキングやサポート詐欺調査などの相談も受け付けています。

まずは無料で相談・見積りまで行ってくれるようなので、不安な方は一度相談してみるとよいでしょう。

デジタルデータフォレンジック

費用★見積り無料 まずはご相談ください
調査対象PC、スマートフォン、サーバ、外付けHDD、USBメモリ、SDカード、タブレット など
サービス情報漏洩調査、ハッキング・不正アクセス調査、マルウェア・ランサムウェア感染調査、サイバー攻撃被害調査、退職者調査、労働問題調査、社内不正調査、情報持出し調査、横領着服調査、パスワード解除、データ改ざん調査、データ復元、デジタル遺品、離婚問題・浮気調査 など
特長✓累積ご相談件数39,451件以上
✓国際基準をクリアした厳重なセキュリティ体制(ISO認証、プライバシーマーク取得済)
警視庁からの捜査協力依頼・感謝状受領の実績多数

デジタルデータフォレンジックは、国内トップクラスの調査力を有しており、累計3万9千件以上の豊富な実績があります。

規模が大きな調査会社でありながら、個人端末のハッキング調査不正アクセス調査などの実績もあるようですし、24時間365日の相談体制、ニーズに合わせたプランのカスタマイズなど、サービスの利用しやすさも嬉しいポイントです。

ハッキング調査以外にも幅広い調査に対応しているだけでなく、ケースごとに専門チームが調査対応を行っているとのことで、高品質な調査が期待できます。さらに、警察への捜査協力も行っているなど、信頼がおける専門業者です。

相談・見積りを無料で行っているので、まずは電話かメールで問合せをしてみることをおすすめします。

まとめ

フォレンジック調査は、単なる技術対応ではなく、企業の信用・法的責任・事業継続性に直結する危機管理対応です。
情報漏えい、不正アクセス、内部不正、訴訟対策など、現代の企業が直面するあらゆるインシデントにおいて、その必要性はますます高まっています。

しかし、誤った会社選定や初動対応のミスによって、調査の信頼性が損なわれたり、証拠としての効力が失われるケースも少なくありません。
だからこそ、「自社の課題に合った調査会社」を正しく見極めることが何より重要です。

本記事で解説した以下の7つの比較ポイントをもとに、信頼できる会社を複数社ピックアップし、見積もり・相談ベースで比較検討することをおすすめします

  • 調査実績の豊富さ
  • セキュリティ認証の有無
  • 対応スピード
  • 料金体系の明確さ
  • 調査分野の適合性
  • 報告書の証拠能力
  • 初動対応・再発防止の支援体制

「もしかして不正かも…」「情報漏えいの兆候があるかも」と感じた時点で、迷わず専門機関に相談することが、被害拡大を防ぎ、企業の信頼と将来を守る最善の一手となります。

デジタルデータフォレンジック

今この瞬間から、「調査できる体制」を整えることが、あなたの組織と情報を守る最初の一歩です。

■警視庁からの捜査協力依頼実績が多数あり
■法人/個人問わず幅広く対応
■ 国際標準規格「ISO27001」取得
■ 14年連続国内売上No.1のデータ復旧サービス

  • サービス
    ハッキング不正アクセス調査、マルウェア・ランサムウェア感染調査、退職者調査、労働問題調査、社内不正調査、情報持出し調査、横領着服調査、データ改ざん調査など

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