わずか1ヵ月で3億円超え ネットバンキング被害急増に注意喚起【警察庁】

警察庁から、インターネットバンキングにおける不正送金に関する事案が急増しているとする注意喚起が出されている。

概要

警察庁によると、本年上半期(1月から6月までの半年)における不正送金被害の発生件数は145件、被害額は約3億2,100万円との結果だった。

しかし、8月の発生件数は70件で被害額は約2億 1,300 万円との数値となっており、さらには9月1日から15日までの期間だけで発生件数は184件で被害額は約1億6,900万円と推移したという。
わずか1か月間で、上半期の累計被害総額を超える結果となっている。

必要とされるフィッシング対策

警察庁の調べでは、確認された事案の大半はフィッシング詐欺が起因だったとのこと。
金融機関をはじめとした、偽のフィッシングサイトへ誘導された利用者が、認証情報を窃取されたとみられる報告が多数挙がっているという。

警察庁は被害に遭わない対策として、メールやSMS内のURLからアクセスしたサイトでは IDおよびパスワードなど入力しないよう注意を呼びかけている。

【参考URL】
フィッシングによるものとみられるインターネットバンキングに係る不正送金事犯被害の急増について(注意喚起)
https://www.npa.go.jp/

最新情報をチェックしよう!