奈良県の有料老人ホーム「ベルパージュ奈良あやめ池」において、施設内の端末が外部から不正アクセスが判明。
入居者の個人情報が第三者に閲覧されたという。
| ニューストピックス ◆事案発生日: 2026年7月4日 ◆問題発生した場所: 奈良県 有料老人ホーム「ベルパージュ奈良あやめ池」内の端末 ◆原因: 外部第三者による不正アクセス(遠隔操作) ◆影響人数: 134名 ◆流出した可能性がある情報: 在所状況、利用者コード、氏名、フリガナ、性別、生年月日、居室番号、入退去日、契約日、解約日など(※住所や電話番号が含まれていたかの詳細は未公表) ◆事案により影響があった外部あるいは関係組織: ALSOKジョイライフ社、同施設の入居者および関係者、個人情報保護委員会 ◆対応状況: 該当端末のネットワーク遮断・隔離・初期化、パスワード変更、外部専門家による調査、個人情報保護委員会への報告、対象者への個別連絡を実施。現時点で情報の外部持ち出しや二次被害は確認されていない。 |
施設運営の「ALSOKジョイライフ」社によると、2026年7月4日に外部の第三者が同施設の端末へ不正アクセスし、遠隔操作を行っていた事実を確認。
調査の結果、同施設に過去または現在入居している利用者の個人情報134件が閲覧されたことが確認された。
対象となる情報項目として、在所状況、利用者コード、氏名、フリガナ、性別、生年月日、居室番号、入退去日、契約日、解約日などが含まれていたとされている。
一方で、住所や電話番号などが含まれていたかを含め、個別のデータにどの情報項目が含まれていたかの詳細については公表されていない。
8月6日時点において、情報のダウンロードや外部への持ち出し、インターネット上への公開、不正利用などは確認されていない。
また、ランサムウェアによる暗号化やシステム全体への侵害、同社が運営する他施設やALSOKグループ全体への被害拡大も発表されておらず、影響は同施設で管理されていた134件のみに限定されているとみられる。
事案発覚後、同社は直ちに該当端末のネットワーク接続を遮断し、関係アカウントへのアクセスを停止した。
さらに端末の隔離と初期化、パスワード変更を実施。
外部のセキュリティ専門事業者によるログ解析と影響範囲の調査を進めているという。
すでに個人情報保護委員会への報告も済ませており、対象となる可能性のある入居者や関係者には順次、個別に連絡を行っているという。
現時点で二次被害は確認されていないが、同社は自社や関係機関を装った不審な連絡に注意するよう呼びかけている。
不審な連絡を受けた際は、個人情報の提供や記載されたURLへのアクセスを行わないよう求めている。
今後は再発防止策として、セキュリティ管理体制の強化、端末利用ルールの見直し、従業員への情報セキュリティ教育の徹底を進める方針を示している。