【福岡大学】ランサムウェア検知 最大3.3万名分の学生情報流出か

ニューストピックス
◆事案発生日: 2026年4月17日(不正アクセス発生)
◆問題発生した場所: 福岡大学が委託する就職試験対策サイトの委託先(株式会社ノストラム)が管理するサーバー
◆原因: 第三者による不正アクセス(ランサムウェア攻撃)
◆影響人数: 最大33,668名(2023~2026年度在籍学生、医学部医学科を除く)
◆流出した可能性がある情報: 学籍番号、生年月日、氏名(最大800名)、模擬試験などの受験結果
◆事案により影響があった外部あるいは関係組織: 株式会社ノストラム(就職試験対策サイト「SMART SPI」運営委託先)
◆対応状況: サーバーを遮断・復旧し、外部専門業者による調査を実施。個人情報保護委員会および文部科学省へ報告。リークサイトの監視継続。


福岡大学は2026年7月9日、学生の就職活動支援で利用する筆記試験対策サイトに関し、委託先が管理するサーバーへの第三者による不正アクセスが発生し、保存情報が外部に流出した可能性があると公表した。
同大学は、学生が就職活動で受検する筆記試験(適性検査SPI3など)の対策として、「株式会社ノストラム」が提供する「SMART SPI」を利用しているが、今回攻撃を受けたのはこのシステムを運用していたノストラム管理のサーバーとされている。
2026年4月19日、委託先のサーバーが停止したことで不正アクセスの可能性が判明した。
調査の結果、4月17日に外部の攻撃者がノストラムのネットワークに侵入され、ファイルを暗号化したことでサーバーが起動できない状態になったことが確認されていた。
さらに、外部から再侵入するための裏口(バックドア)が構築され、正規の認証を回避してシステムに不正に入り込まれていたとみられている。
また攻撃者のサイト上には窃取したデータを公開する旨の告知があり、一定量の情報が外部に流出した可能性もある状況。
流出の可能性がある情報は、2023年度から2026年度に同大学に在籍した学生に関するもので、氏名や学籍番号、生年月日、受験結果など最大33,668名分と推測されている。
公表時点で情報窃取を示す直接的な事実は確認されていない。

大学と委託先は、外部アクセスを遮断して安全な運用環境を構築し、外部専門業者による調査を実施。
文部科学省と個人情報保護委員会へ報告し、状況に進展や新たな事実が判明した場合は、適時公表する方針とのこと。
2026年7月29日時点で大学側から追加の被害状況や影響範囲に関する続報は確認されていない。

【参考】
https://www.fukuoka-u.ac.jp/news/

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