ランサムウェア攻撃で暗号化された個人情報 データ復旧を断念【河村電器産】

河村電器産業株式会社における、ランサムウェア攻撃被害についての続報が公表された。

個人情報の暗号化

公表された情報では、ランサムウェア攻撃が判明したのは4月18日。
同社のシステムが動作不良を起こしていたことで問題が浮上した。

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同社の調査の結果、SSL-VPNの脆弱性を狙ったランサムウェア「CryptXXX」による攻撃だったという。
これにより、同社の従業員情報が暗号化されていることも確認されている。
暗号化された情報には同社グループの従業員情報である氏名、生年月日、性別、住所、電話番号が該当している。
同社の説明では、各データは暗号化による毀損のみで流出はないとしている。
なお、具体的なデータ件数やその他影響範囲などは公表されていない。

対応

河村電器産業社は、愛知県警サイバー犯罪対策課や外部の専門機関などと暗号化されたデータ復旧を試みるも断念している。

【参考URL】
社内システムへの不正アクセスによる従業員情報の毀損について
https://www.kawamura.co.jp/corporate/about/

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