会議事録や委員会名簿などの個人情報web上に マスキング処理に不備【加東市】

兵庫県加東市は、web上に公開した資料のマスキング処理の不備で個人情報が閲覧可能となっていたと公表した。

加東市はweb上に「農業委員会総会議事録」や「交通安全対策委員会の委員名簿」、「商工業振興協議会会議録」、「指定管理者モニタリング報告書」などの資料データを個人情報部分はマスキングして公表していたが、特定のソフトウェアを使用するとマスキング部分を閲覧できる事態が判明したという。
原因は、PDFファイルのマスキング処理を実施した担当職員が、既定の手順通りに作業しなかったこととされている。
なおマスキングされた個人情報には、氏名や住所などが記載されていたという

同市の調べで、情報の二次被害は確認されていないとのこと。
今後の再発防止策として、web公開する資料内の個人情報部分はアスタリスク表示に変更し、職員には適切な処理手順の見直しを徹底すると説明されている。

【参考記事】
ホームページに掲載した会議録におけるマスキング処理の不備について
https://www.city.kato.lg.jp/index.html

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