日本医師会で「Emotet」感染被害 セキュリティで駆除できずにすり抜け

9月8日、日本医師会にてマルウェア「Emotet」の感染が確認され、複数のなりすましメールを外部に送信される事態が発生したことが判明しました。

概要

日本医師会によると、9月4日メールに添付されていたWordファイルを開封した際にマルウェア「Emotet」に感染したことが判明したとのことで、常時セキュリティソフトによるメールチェックでWord 型の「Emotet」は駆除できる環境にありながら、すり抜けての被害に及んだとのことです。
同日から、日本医師会職員や関係省庁職員などになりすますメールが確認され始めており、メール内には過去のやり取りが引用された文言が記載されているとのことです。

対応

日本医師会は、同会を騙る不審なメールを受信した際は、送信元のアドレス(日本医師会正規アドレス:@.med.or.jp)の確認をし、添付ファイルが含まれている場合はメールごと削除するよう注意を呼び掛けております。
 

【参考URL】
日本医師会事務局におけるコンピュータウイルス感染とそれを発端にした関係者への不審メール発生に関するお詫びとご報告

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