京セラ社内でマルウェア「Emotet」 従業員なりすましメールも確認される

10月16日、京セラ株式会社内において、マルウェア「Emotet」への感染およびなりすましメールが確認されたとのことです。

概要

京セラ社によると、同社内スマートエナジー事業本部所属の従業員のパソコンにEmotet感染が発覚、加えて同従業員を騙るなりすましメールが外部に向け送信されている事態も発生しているとのこと。
京セラ社では現在、被害状況について調査や感染拡大を防止する対応が進められている最中とのことです。

被害状況

暫定確認されている被害状況として、感染した従業員のメールアカウントより2012年4月から2016年4月までの送受信メール内容および、同社の従業員をはじめ工事施主、ハウスメーカーの担当者などの氏名、住所、電話番号、メールアドレスを含む個人情報が流出した可能性があるとのことです。

現在確認されている同社なりすましメールには、暗号化されたZIP形式のファイルが添付されているとのことで、不審なメールを受信した際は開封せずメールごと削除するよう注意が呼び掛けられております。
 

【参考URL】
弊社を装った不審メールと個人情報等の流出の可能性に関するお詫びとお知らせ—京セラ株式会社

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