印刷・製本会社のサイトが不正アクセス&改ざん 顧客情報3,631件流出の疑い【ナカバヤシ】

ニューストピックス
◆事案発生日:2026年6月30日(発覚)
◆問題発生した場所:ナカバヤシ株式会社「REVEX」製品紹介サイト
◆原因:第三者による不正アクセスおよびWebサイト改ざん
◆影響人数:3,631名(問い合わせフォーム利用者)
◆流出した可能性がある情報:氏名、住所、電話番号、メールアドレス
◆事案により影響があった外部あるいは関係組織:REVEXサイト利用者
◆対応状況:対象者への個別連絡、フォレンジック調査を実施、セキュリティ対策を強化中

印刷・製本会社「ナカバヤシ」社は、自社が運営する製品紹介サイト「REVEX」において第三者による不正アクセスおよび改ざんが発生し、同サイトを通じて送られた問い合わせ内容に含まれる個人情報が外部へ流出した可能性があることを発表。
事態が発覚したのは2026年6月30日、顧客からの指摘により同サイト上で会社側が意図しない不審な画面が表示されていることが確認されたことによるもの。

同社はサイトへのアクセスを一時停止して原因調査と復旧対応に着手し、不正アクセスの痕跡を確認。
当初の発表では、同サイト内に個人情報を保有・管理していないとして流出の可能性を否定していたが、その後の調査でサイト内に問い合わせデータが保管されていたことが判明している。
流出した可能性があるのは、2021年7月27日から2026年7月1日までの期間に問い合わせフォームを利用した顧客の個人情報3,631件となっており、氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどが該当している。
現時点で外部への持ち出しや情報の不正利用による被害は確認されていないものの、侵入を受けたサイト内にデータが保管されていたことからも流出の可能性を完全には否定できない状況だという

同社は対象となる顧客へ順次個別の連絡を進めるとともに、外部の専門調査会社によるフォレンジック調査を実施し、侵入経路や影響範囲の特定進めている。
あわせて、サイトおよび関連システムの安全確認とセキュリティ体制の強化を推進する方針で、新たな事実が判明した場合は速やかにホームページで公表するという。

なお同社では過去にも類似の事案が発生している。
2020年4月には、同社運営のネットショップ「フエルモール」が第三者による不正アクセスを受け、システムの一部が改ざんされました。調査の結果、2020年4月6日から10日の期間にクレジットカード決済を利用した顧客94名分のカード情報(名義人名、番号、有効期限、セキュリティコード)が流出した可能性が判明し、一部で不正利用の可能性も確認された。
クレジット情報を除く顧客情報についても最大12万件が影響を受けた可能性がある。
また、2025年8月には「asue」ブランドサイトおよびオンラインショップで不正アクセスが発生し、サイトのレイアウト崩れなどをきっかけに発覚。
調査の結果、会員登録者183名分の個人情報が外部流出したとされている。
いずれの事案でもサイトの一時閉鎖や外部専門機関による調査、対象者への個別連絡、再発防止策の強化が行われた。

【参考】
https://www.nakabayashi.co.jp/news/2026/
https://cybersecurity-info.com/news/nakabayashi-ec-unauthorized-access/
https://cybersecurity-info.com/news/stationery-manufacturers-website-suffers-unauthorized-access/

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