「サッポロビール」キャンペーン不具合で顧客情報流出 アクセス集中によるシステムトラブル原因

12月7日、サッポロビール株式会社において、システム不具合が原因で複数の顧客個人情報が外部から閲覧できる状態になる事態が発生した。

概要

12月4日、同社が配信開始した「LINEポイント10ptがもれなく当たる!Wチャンスでお好きな商品が2ケース当たるキャンペーン!」の募集企画において問題が発生。
新規会員登録を行った顧客情報が、別の新規会員登録を行った顧客が閲覧できる状態になったというもの。

原因

キャンペーン実施によるアクセス急増により、システム上で不具合が発生したことによるものと見られている。

流出情報

影響があったのは、サッポロ会員34名。
流出した情報内容には、メールアドレス、お名前、性別、生年月日、住所、お電話番号、アンケート内容が含まれていたことが確認されている。
クレジットカード情報および銀行口座に関する情報は含まれていない。

12月4日から12月5日までの間、新規会員登録をした顧客のうち276名が上記のデータを閲覧できる状態だった。

対応

当該キャンペーンは、不具合が確認された後に中止されており、その後終了に至っている。
 

【参考URL】
個人情報流出に関するお詫びと、その対応について—サッポロビール株式会社

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