パソコンを乗っ取られたらどうなる?主な症状・被害・今すぐやるべき対処法を解説

パソコンの動作が急に重くなったり、マウスや画面が勝手に動いたりすると、「パソコンが乗っ取られたのではないか」と不安になる方も多いでしょう。

パソコンが乗っ取られると、遠隔操作だけでなく、個人情報やログイン情報の流出、メール・SNSアカウントの悪用、金銭被害などにつながるおそれがあります。放置すると、家族や取引先にまで被害が広がる可能性もあります。

本記事では、パソコンを乗っ取られたらどうなるのか、乗っ取りが疑われるサイン、今すぐやるべき対処法を解説します。情報漏えいや不正利用が心配な場合に、専門会社へ相談すべきケースも紹介します。

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目次

パソコンの乗っ取りとは?

パソコンの乗っ取りとは、第三者が利用者の許可なくパソコンへ侵入し、遠隔操作や情報窃取などを行える状態を指します。

パソコンの乗っ取りは「不正アクセス」や「ハッキング」と混同されることがありますが、それぞれ意味が少し異なります。

用語意味状態
パソコンの乗っ取り攻撃者がPCを自由に操作できる状態被害結果
不正アクセス許可なくシステムへ侵入する行為攻撃行為
ハッキングシステムへ侵入・解析する技術や行為攻撃手法

例えば、フィッシングメールからマルウェアに感染し、攻撃者が遠隔操作できるようになった場合は「パソコンが乗っ取られた状態」といえます。

乗っ取り被害に遭うと、個人情報やログイン情報の窃取だけでなく、SNSアカウントの悪用やネットバンキングの不正利用、ランサムウェアによるファイル暗号化など、さまざまな被害につながる可能性があります。

そのため、「パソコンの動作が不自然」「見覚えのないログイン通知が届いた」といった異変がある場合は、早急に対処することが重要です。

パソコンを乗っ取られたらどうなる?

パソコンを乗っ取られると、単に画面を勝手に操作されるだけではありません。攻撃者にパソコン内部の情報を見られたり、保存データを盗まれたり、別の攻撃に悪用されたりする可能性があります。

特に、マルウェア感染や遠隔操作ツールの悪用、サポート詐欺による操作権限の取得などが原因の場合、利用者が気づかないうちに被害が広がることがあります。

①パソコンを勝手に遠隔操作される

攻撃者が遠隔操作ツールやマルウェアを使って、パソコンを外部から操作するケースです。

たとえば、マウスカーソルが勝手に動く、ブラウザやファイルが開かれる、設定が変更されるといった異常が起こることがあります。

また、サポート詐欺では「ウイルスに感染しています」「今すぐサポートに電話してください」などの偽警告を表示し、利用者に遠隔操作ソフトをインストールさせる手口があります。
この場合、攻撃者は利用者の許可を装ってPCを操作できる状態を作ります。

②個人情報・ログイン情報を盗まれる

パソコンが乗っ取られると、保存されている個人情報やブラウザ内のログイン情報、Cookie、パスワード管理情報などが盗まれる可能性があります。

特に危険なのは、ウイルス感染後に攻撃者が管理者権限を取得するケースです。
権限昇格が行われると、本来アクセスできないはずのファイルや設定にも触れられるようになり、情報窃取や追加の不正操作につながります。

盗まれやすい情報の例は以下です。

盗まれる可能性がある情報想定される被害
メールアドレス・氏名・住所なりすまし、迷惑メール
ID・パスワードアカウント乗っ取り
クレジットカード情報不正利用
ブラウザのCookieログイン状態の悪用
業務ファイル情報漏えい

③メール・SNS・アカウントを悪用される

パソコンが乗っ取られると、メールやSNSのログイン情報が盗まれ、アカウントを不正利用される可能性があります。

攻撃者はメールの連絡先や過去のやり取りを悪用し、友人や取引先を装った標的型メールを送信することがあります。受信者が添付ファイルを開いたり、不正サイトへアクセスしたりすると、新たな被害につながるおそれがあります。

また、SNSでは不審なURLの送信やなりすまし投稿に利用されることもあります。さらに、メールやDMに含まれる個人情報が漏えいすると、フィッシング詐欺や不正ログインなどの二次被害が発生する可能性もあります。

④ファイルを削除・暗号化される

ランサムウェアと呼ばれるマルウェアに感染すると、パソコン内のファイルが暗号化され、写真・契約書・業務データ・会計データなどが開けなくなることがあります。

その後、「復旧したければ金銭を支払え」といった身代金要求のメッセージが表示されるケースもあります。

また、攻撃者が遠隔操作によってファイルやバックアップを削除したり、設定を変更したりする可能性もあります。重要なデータを失うと、復旧に時間と費用がかかるだけでなく、業務停止や情報漏えいなどの二次被害につながるおそれもあります。

>【解説】ランサムウェアの感染確認方法は?被害と初動対応を紹介

⑤他人への攻撃の踏み台にされる

乗っ取られたパソコンは、攻撃者の都合のよい「踏み台」として悪用されることがあります。

たとえば、DDoS攻撃に参加させられたり、迷惑メールの送信元にされたり、不正アクセスの中継地点として使われたりするケースです。この場合、利用者本人に悪意がなくても、自分のパソコンから不審な通信が発生しているように見えます。

特に怖いのは、本人が気づかないまま攻撃に加担させられ、加害者として警察の捜査が入るパターンです。
このように、パソコンの乗っ取り被害は「勝手に操作される」だけではありません。情報漏えい、金銭被害、アカウント悪用、ランサムウェア被害、第三者への攻撃加担など、被害が連鎖する可能性があります。

そのため、少しでも乗っ取りが疑われる場合は、まずインターネット接続を切断し、被害拡大を防ぐことが重要です。

パソコン乗っ取りが疑われる症状

パソコンが乗っ取られると、攻撃者による遠隔操作や不正なプログラムの実行によって、通常とは異なる動作が現れることがあります。以下のような症状が見られる場合は、乗っ取り被害を受けている可能性があります。

サイン考えられる原因
身に覚えのないソフトがインストールされているマルウェア感染、遠隔操作ツールの導入
見知らぬログイン通知が届くアカウントの不正アクセス
パソコンの動作が急に重くなる不正プログラムの実行
通信量が異常に増える情報送信、外部との不正通信
警告画面や身代金要求が表示されるランサムウェア感染

これらの症状が1つでも見られる場合は、念のためセキュリティソフトによるスキャンやパスワード変更などの対策を行うことをおすすめします。

パソコンに身に覚えのないソフトやログイン通知がある

インストールした覚えのないアプリやブラウザ拡張機能が追加されている場合、マルウェアや遠隔操作ソフトが導入されている可能性があります。

また、「新しい端末からログインがありました」といった通知が届いた場合は、第三者による不正アクセスが行われているおそれがあります。利用しているメールやSNS、クラウドサービスのログイン履歴を確認し、心当たりのないアクセスがないかチェックしましょう。

パソコンの動作や通信量が急に増える

パソコンが乗っ取られると、バックグラウンドで不正なプログラムが動作し続けることがあります。

その結果、起動やアプリの動作が遅くなったり、CPU使用率が高止まりしたりする場合があります。また、盗んだ情報を外部へ送信したり、DDoS攻撃などに利用されたりすると、通信量が急増することもあります。

普段と比べて明らかな動作の変化がある場合は注意が必要です。

警告画面や身代金要求が表示される

パソコンの画面に突然「ウイルスに感染しました」「今すぐサポートへ連絡してください」といった警告が表示される場合があります。これは、サポート詐欺とランサムウェア感染のどちらかが疑われます。

サポート詐欺の場合、実際にはウイルス感染していないにもかかわらず、偽の警告画面で不安をあおり、表示された電話番号へ連絡させる手口です。電話をかけると、攻撃者から遠隔操作ソフトのインストールを求められたり、不要なサポート料金の支払いを要求されたりします。指示に従うと、パソコン内の情報を見られたり、クレジットカード情報を入力させられたりするおそれがあります。

一方、ランサムウェア感染の場合は、実際にパソコン内のファイルが暗号化され、写真・書類・業務データなどが開けなくなることがあります。そのうえで「復旧したければ金銭を支払え」といった身代金要求画面が表示されます。身代金を支払っても復旧できる保証はなく、支払ったとしてもバックアップデータ削除などの追加の被害につながる可能性もあります。

このような画面が表示された場合は、表示された電話番号へ連絡したり、画面の指示に従ったりしないでください。まずインターネット接続を切断し、被害状況を確認することが重要です。

パソコンが乗っ取られたときに今すぐやること

パソコンの乗っ取りが疑われる場合は、画面に表示された指示に従ったり、不審なURLをクリックしたりしないでください。特に「ウイルスに感染しました」「今すぐ電話してください」といった警告は、サポート詐欺の可能性があります。

まずは被害の拡大を防ぐために、通信の遮断、パスワード変更、金融情報の確認、ウイルススキャンの順に対応しましょう。

インターネット接続を切断する

パソコンが乗っ取られた際に最初に行うべきは、パソコンをインターネットから切り離すことです。

Wi-Fiをオフにする、有線LANケーブルを抜くルーターの電源を切るなどして、外部との通信を遮断してください。ネットワークにつながったままだと、攻撃者による遠隔操作や情報送信が続くおそれがあります。

特にマウスが勝手に動く、知らない画面が開く、不審な通信が続いている場合は、すぐにオフラインにしましょう。

別の安全な端末でパスワードを変更する

次に、メール・SNS・ネットバンキング・クラウドサービスなど、重要なアカウントのパスワードを変更します。

ただし、乗っ取られた可能性のあるパソコンでは変更しないでください。キーロガーなどの不正プログラムが入っている場合、新しいパスワードまで盗まれるおそれがあります。

スマートフォンや別の安全な端末から変更し、同じパスワードの使い回しは避けましょう。可能であれば、二段階認証も設定してください。

クレジットカード・銀行口座の利用履歴を確認する

ログイン情報や個人情報が盗まれている場合、クレジットカードや銀行口座が不正利用される可能性があります。

身に覚えのない決済、送金、ログイン通知がないか確認してください。不審な取引がある場合は、すぐにカード会社や金融機関へ連絡し、カードや口座の利用停止や再発行などの対応を依頼しましょう。

特にネットバンキングやECサイトを利用していた場合は、早めの確認が必要です。

セキュリティソフトでスキャンする

ネットワークを切断した状態で、セキュリティソフトを最新の状態に更新し、ウイルススキャンを実行します。マルウェアや遠隔操作ツールが検出された場合は、ソフトの指示に従って削除または隔離してください。

ただし、セキュリティソフトで何も検出されないからといって、安全とは限りません。高度なマルウェアや、正規の遠隔操作ソフトを悪用したケースでは、検出できない場合もあります。

スキャン後も不審な動作が続く場合は、自己判断で使い続けない方が安全です。

必要に応じてパソコンを初期化・復元する

原因が特定できない場合や、不審なプログラムを削除できない場合は、パソコンの初期化やシステム復元を検討します。

Windowsの場合は「スタート」の設定から左のシステムの項目を選び、画面の回復の項目を選びます。その後、「このPCをリセット」を選び、「個人用ファイルを保持する」または「すべて削除する」を選択します。乗っ取りやマルウェア感染が疑われる場合は、不正なプログラムを残さないためにも「すべて削除する」を選ぶ方が安全です。

ただし、初期化すると保存データやインストール済みソフトが削除されるため、必要なファイルは事前にバックアップを取りましょう。また、感染後に作成したバックアップをそのまま戻すと、マルウェアまで復元してしまうおそれがあります。

一方でMacの場合は、システム設定から「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行するか、macOS復旧を使って初期化できます。

重要なデータがある場合や、取引先等や警察に相談が必要な場合は、むやみに初期化せず、先に専門会社へ相談しましょう。初期化によって侵入経路や被害状況を確認するための証拠が失われる可能性があります。

パソコン乗っ取りの被害調査を専門会社へ依頼すべきケース

パソコンの乗っ取りが疑われる場合でも、セキュリティソフトによるスキャンやパスワード変更で解決できるケースは少なくありません。しかし、被害状況によっては自力での調査に限界があります。

特に、情報漏えいの有無や侵入経路、被害範囲を正確に把握したい場合は、フォレンジック調査会社への相談を検討しましょう。フォレンジック調査では、パソコン内部のログや通信履歴などを解析し、被害の実態を専門的に調査できます。

>【2025最新】フォレンジック調査会社一覧|調査会社の選び方・依頼の流れを解説

個人情報漏えいが疑われる場合

氏名、住所、電話番号、メールアドレス、ログイン情報などの個人情報が流出した可能性がある場合は、被害範囲を把握する必要があります。

フォレンジック調査では、どの情報にアクセスされた可能性があるのか、外部への送信痕跡がないかなどを確認できます。

ネットバンキングやクレジットカードを利用している場合

ネットバンキングやクレジットカード情報が保存されていた場合は、不正送金や不正決済につながるおそれがあります。

すでに被害が発生しているケースだけでなく、被害の有無が分からない段階でも、侵入経路や情報流出の可能性を調査することが重要です。

会社や業務用パソコンで乗っ取りが発生した場合

業務用パソコンには顧客情報や機密情報が保存されていることが多く、個人利用のパソコンよりも影響が大きくなります。

万が一情報漏えいが発生した場合、取引先への報告や再発防止策の検討が必要になるため、被害状況を客観的に調査しておくことが重要です。

パソコン乗っ取りの原因が特定できない場合

セキュリティソフトで異常が見つからないにもかかわらず、不審な動作やログイン通知が続く場合は、原因が特定できていない可能性があります。

フォレンジック調査では、侵入経路や不正アクセスの痕跡を調べることで、何が起きたのかを把握しやすくなります。

証拠保全が必要な場合

不正アクセスの被害を警察へ相談する場合や、社内調査・法的対応が必要になる場合は、証拠保全が重要です。

パソコンを初期化したりデータを削除したりすると、調査に必要な証拠まで失われる可能性があります。被害の記録を適切に残したい場合は、早い段階で専門家へ相談することをおすすめします。

パソコン乗っ取り調査に対応しているおすすめ専門会社

編集部おすすめ調査会社:デジタルデータフォレンジック(おすすめ度)

パソコンが乗っ取られた場合、自力で調査するよりも専門家に調査してもらうことを強くおすすめします。

こちらの会社は、民間の調査会社でありながら官公庁や大手企業との取引実績も多く信頼でき、幅広い調査に対応していておすすめです。

まずは無料で相談・見積りまで行ってくれるようなので、不安な方は一度相談してみるとよいでしょう。

デジタルデータフォレンジック

費用★見積り無料 まずはご相談ください
調査対象PC、スマートフォン、サーバ、外付けHDD、USBメモリ、SDカード、タブレット など
サービスハッキング・不正アクセス調査マルウェア・ランサムウェア感染調査サイバー攻撃被害調査、退職者調査、労働問題調査、社内不正調査、情報持出し調査、横領着服調査、パスワード解除、データ改ざん調査、データ復元、デジタル遺品、離婚問題・浮気調査 など
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デジタルデータフォレンジックは、国内トップクラスの調査力を有しており、累計3万9千件以上の豊富な実績があります。

規模が大きな調査会社でありながら、個人~企業など幅広い規模でのパソコンの乗っ取り調査の実績もあるようですし、24時間365日の相談体制、ニーズに合わせたプランのカスタマイズなど、サービスの利用しやすさも嬉しいポイントです。

パソコンの乗っ取り調査以外にもさまざまな調査に対応しているだけでなく、ケースごとに専門チームが調査対応を行っているとのことで、高品質な調査が期待できます。さらに、警察への捜査協力も行っているなど、信頼がおける専門会社です。

相談・見積りを無料で行っているので、まずは電話かメールで問合せをしてみることをおすすめします。

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パソコンが乗っ取られる主な原因

パソコンの乗っ取りは、特別な技術を持った攻撃者だけが行うものではありません。実際には、メールやWebサイトの利用、パスワード管理の不備など、日常的な行動がきっかけで被害に遭うケースも少なくありません。

主な原因は以下のとおりです。

主な原因概要主な被害
フィッシング詐欺偽メールや偽サイトでID・パスワードを盗み取るアカウント乗っ取り、情報漏えい
マルウェア感染不正なプログラムをインストールさせる遠隔操作、情報窃取、ランサムウェア感染
パスワード漏えい・使い回し流出した認証情報を悪用される不正ログイン、アカウント悪用
OSやソフトの脆弱性更新されていないソフトの欠陥を悪用するシステム侵入、権限奪取
遠隔操作ソフトの悪用サポート詐欺などで操作権限を与えてしまうパソコンの遠隔操作、情報漏えい
ランサムウェア感染ファイルを暗号化して身代金を要求するデータ消失、業務停止
安全性の低いWi-Fi利用暗号化されていない通信を盗聴される認証情報の漏えい、不正アクセス

特に、同じパスワードの使い回しや更新プログラムの放置は、不正アクセスの原因になりやすいため注意が必要です。

より詳しい手口の解説ついては、以下の記事で解説しています。

>【最新】パソコンが遠隔操作された時の対処法と原因・リスクを解説

パソコン乗っ取りの再発防止のために見直したいセキュリティ対策

パソコンの乗っ取り被害は、一度解決しても再発する可能性があります。同じ被害を繰り返さないためにも、日頃のセキュリティ対策を見直しておきましょう。

対策目的具体的にやること
セキュリティソフトを導入するマルウェア感染を防ぐ常に最新状態にし、定期スキャンを行う
OS・ソフトを最新状態にする脆弱性を悪用した侵入を防ぐWindows Updateやアプリ更新を放置しない
パスワードを使い回さない不正ログインの連鎖を防ぐサービスごとに異なるパスワードを設定する
二段階認証を設定するアカウント乗っ取りを防ぐメール、SNS、金融系サービスで有効化する
不審なメールや添付ファイルを開かないフィッシングや感染を防ぐ送信元・URL・添付ファイルを確認する
不要な遠隔操作ソフトを削除する外部からの操作リスクを減らす使っていないリモート操作アプリをアンインストールする
Wi-Fiの設定を見直す不正接続や盗聴を防ぐ強いパスワードを設定し、暗号化方式を確認する
バックアップを定期的に取るデータ消失に備える外付けHDDやクラウドに重要データを保存する

特に、同じパスワードの使い回しや更新プログラムの放置は、不正アクセスの原因になりやすいため注意が必要です。

パソコンの乗っ取りについてよくある質問

乗っ取られたPCはそのまま使っても大丈夫?

乗っ取りが疑われるパソコンをそのまま使うのは避けましょう。遠隔操作や情報送信が続く可能性があるため、まずインターネット接続を切断し、セキュリティスキャンやパスワード変更を行う必要があります。

パソコンを初期化すれば安全になる?

初期化によって不正なプログラムを削除できる可能性はあります。ただし、感染後のバックアップを復元すると、マルウェアまで戻してしまうおそれがあります。また、初期化すると被害調査に必要な証拠が消える可能性もあるため、情報漏えいが疑われる場合は先に専門家へ相談しましょう。

パソコンの乗っ取りは警察へ相談した方がいい?

金銭被害、不正送金、なりすまし、業務データの漏えいなどが発生している場合は、警察への相談を検討しましょう。相談前に、表示された警告画面、メール、ログイン通知、不審な取引履歴などを保存しておくと状況を説明しやすくなります。

スマホにも被害が広がることはある?

同じID・パスワードを使い回している場合や、同じクラウドサービスにログインしている場合は、スマホ側にも被害が広がる可能性があります。スマホや別端末でもログイン履歴を確認し、重要なアカウントのパスワード変更と二段階認証の設定を行いましょう。

まとめ 

パソコンが乗っ取られると、大切なデータが削除・流出する恐れがあるだけでなく、金銭的な被害につながることもあります。また企業で使われているPCが乗っ取られ、顧客情報が盗まれると、訴訟問題に発展する恐れもあります。

不安に思ったときは、高い技術と実績があるフォレンジック調査会社に相談することで、被害の有無や原因究明に役立てます。予防のためにも、不審なサイトやURL、メールなどは開かないようにしましょう。

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