フォレンジックとは、パソコンや携帯、サーバー等のログや変更履歴を解析することで、不正行為の証拠を収集する調査手法です。この技術で調査を行う「フォレンジック調査サービス」は、デジタル機器に関連する不正アクセス、情報漏洩、社内横領、労務問題、暗号化解除などの調査として利用されています。
中でもデータ復旧サービスを展開する「デジタルデータソリューション株式会社」が運営している「デジタルデータフォレンジック」というサービスでは、デジタル機器に関連する様々なインシデントの調査・解析サービスを行っています。
今回は、デジタルデータフォレンジックの評判やサービスの特徴などを解説します。
本ページには広告が含まれています。本コンテンツ経由で商品・サービスの申込みがあった場合、企業から送客手数料を受け取ることがあります。 |
デジタルデータフォレンジックのサービスの特徴
ここでは、デジタルデータフォレンジックの調査サービスの特徴について解説します。
- 官公庁・法人からの調査依頼実績多数
- 14年連続国内売り上げNo.1のデータ復旧サービス運用会社が調査
- 相談・見積もりまで無料で対応
官公庁・法人からの調査依頼実績多
フォレンジック(forensic)はもともと「法廷の」という意味を持っており、コンピュータ等の記憶媒体に保存されるファイルやアクセスログを解析することで、捜査や裁判で公的資料として利用可能な法的証拠を探し出すことができます。
デジタルデータフォレンジックでは、警察や捜査機関などの官公庁・法人から調査時解析技術を評価され、犯罪調査などの調査実績が豊富です。その証拠に、デジタルデータフォレンジックのHP上では、警察からの感謝状の授与式の様子や感謝状の実物の写真が掲載されています。
14年連続国内売り上げNo.1のデータ復旧サービス運用会社が調査
デジタルデータフォレンジックを運用している「デジタルデータソリューション株式会社」は、14年連続データ復旧国内売り上げNo.1の「データ復旧サービス」を運用している会社です。
フォレンジック調査の対象機器やデータの記録面が破損していると、そもそもデータにアクセスすることができずフォレンジック調査をすることが不可能です。ほとんどのフォレンジック調査会社で対応しているフォレンジック調査は「ログ解析」がほとんどですが、デジタルデータフォレンジックでは、このデータ復旧サービスを兼ね備えていることで、故障した機器からデータを復元し、調査情報として収集することができる可能性があります。
相談・見積まで無料で対応
デジタルデータフォレンジックでは、調査に関する相談から調査の見積もりを出すまでを無料で対応しているようです。
フォレンジック調査では、調査する目的によって必要な調査項目や作業工程が異なるため、調査前段階で目的を明確にすることが重要になります。デジタルデータフォレンジックでは、解析する前に調査の目的や背景などの状況ヒアリングを行い、必要な作業を推測したうえで調査見積もりを提示します。
会社によっては、このヒアリング段階から調査の一環として費用が発生する可能性もあります。ヒアリングしてもらったにもかかわらず。調査できないインシデントだった場合は無駄にコストがかかってしまいます。初めに調査を頼する会社は、相談・見積まで無料で対応可能な会社に相談する方が安心できます。
デジタルデータフォレンジックの魅力的なポイント
ここでは、デジタルデータフォレンジックに調査を依頼した時の魅力的なポイントを紹介します。
- 累計32,000件以上の相談実績がある
- 幅広いインシデントに対応可能
- 第三者評価のセキュリティ指標を取得
累計32,000件以上の相談実績がある
デジタルデータフォレンジックでは、法人・個人案件を含めて32,377件(期間:2016年9月1日~)以上もの相談実績があるようです。デジタルデータフォレンジックの実績を裏付ける要素は以下の3つです。
- 国内最大規模の最新設備
- スピード対応
- インシデントごとの専門エンジニアチーム
柔軟に対応するために、自社所有の調査・解析ラボの設備やエンジニアのノウハウを駆使して高度な依頼に対応しているようです。また、より多くのインシデントを解決するために、受付とエンジニアの連携でスピード対応を行っています。このスピード対応を可能にするために、インシデントごとに専門のエンジニアをチーム分けしていて対応をしている
これらの要素が、デジタルデータフォレンジックで高水準な調査が可能な一番の理由といえます。
幅広いインシデントに対応可能
デジタルデータフォレンジックでは、ほかの調査会社と比較しても、幅広いインシデントに対応可能です。実際に対応可能なインシデントは以下のようなものがあります。
- マルウェア感染・ランサムウェア感染調査
- ハッキング・不正アクセス調査
- 情報漏えい調査
- 退職者調査
- 労働議事・労働争議(残業代・ハラスメント)
- 横領・脱税・データ改ざん
- パスワード解析解析パスワード
- デジタル遺品の解析
- OSINT調査
- 侵入テスト
- 脆弱性診断
- eディスカバリ(eディスカバリ) など
調査内容と目的に差異がないかを事前にヒアリングしてもらうことで、幅広いインシデントに対して柔軟に対応してもらうことができます。調査可能なインシデント内容は会社によって違うため、まずは調査会社に相談して、そもそも調査可能か確認してください。
第3者評価のセキュリティ指標を取得
デジタルデータフォレンジックでは、数多くのセキュリティ体制の運用・管理を行っているようです。デジタルデータフォレンジックのセキュリティは以下のようなものがあります。
- ISO/Pマークなどの世界基準の情報セキュリティ指標取得
- 国際空港レベルのセキュリティゲートでの機器持ち出しの管理
- 機器取り扱いエリアへの関係者以外の立ち入り禁止
- 約40台の監視カメラ設置
- 預かり機器のバーコード管理
- NDA(秘密保持契約)の締結が可能 など
セキュリティ体制に重点を置いているフォレンジック調査会社であれば、大切なデジタル機器を預けるときに信頼して調査を依頼することが可能です。情報漏えいなどのリスクを考えると、セキュリティ体制が問題ないかを確認することが重要になります。
デジタルデータフォレンジックでは、第3者のセキュリティ指標を複数取得している点や、セキュリティゲートの設置による情報持ち出しの防止を徹底しています。セキュリティ体制は他の調査会社と比較して万全ですので、安心して依頼することができます。
デジタルデータフォレンジックの評判は?
デジタルデータフォレンジックの評判は、主に以下のようなものがあります。
- テレビや雑誌などのメディア評価が多数
- SNS上の口コミ・評判は?
テレビや雑誌などのメディア評価が多数
デジタルデータフォレンジックの調査はテレビや雑誌などで取り上げられるのメディア評価です。これらの取材では、多くのメディアから取材や調査の様子が取り上げられています。データフォレンジックを取材した記事の例は以下のようなものがありますので、調査を検討している方は一度参考にしてみてください。
- 「パソコン、スマホを残して死ねますか」…デジタル遺品のトラブル急増
- パスワードに阻まれて途方に暮れる遺族の現実(東洋経済オンライン)
- 遺言動画からパワハラの証拠まで、「デジタル遺品」回収最前線(DIAMONDonline)
SNS上の口コミ・評判は?
SNS上でのデジタルデータフォレンジックの評判を調査したところ、インシデントが解決した方の評判をちらほら見かけました。
https://x.com/kulovefamily/status/995156074645700608?s=20
反対に、サービスへの悪評はほとんど見つからなかったですが、そもそもフォレンジック調査サービス自体が周知されたサービスとは言えないため口コミの母数が少ないです。デジタルデータフォレンジックに相談する時は、口コミや評判よりも実際に無料相談して依頼するか判断することをおすすめします。
デジタルデータフォレンジックの調査費用
フォレンジック調査会社の多くは、HPなどを確認しても具体的な調査料金が記載されていません。主にインシデントによって調査費用が変化するためです。デジタルデータフォレンジックは以下の要素で料金が決定します。
- インシデントの種類
- 調査項目の数
- 機器の種類
- 調査台数
- 機器の状態
相談前から費用の概算を推測することは難しいため、デジタルデータフォレンジックに相談してみることが必要です。デジタルデータフォレンジックは、インシデントや調査目的に対してのヒアリングから調査の概算までを無料で対応しているので、具体的な概算を知りたい場合にはまず相談するようにしてください。
デジタルデータフォレンジックに依頼する流れ
デジタルデータフォレンジックに依頼する流れは以下になります。
- 無料相談はメールや電話で24時間365日受付
- デジタルデータフォレンジックの作業の流れ
無料相談はメールや電話で24時間365日受付
デジタルデータフォレンジックに調査を依頼する時は、まず最初に無料相談に申し込みます。この無料相談は、メールか電話から問い合わせが可能で、24時間365日受付をしているようです。
デジタルデータフォレンジックの作業の流れ
デジタルデータフォレンジックが実際に調査作業を行うときの流れは以下のようになります。
- ①証拠保全
- ②データの解析・分析
- ③報告
※以下は編集者がデジタルデータフォレンジック公式HPを閲覧して記載しています。
①証拠保全
「証拠が捏造されていないことを証明し、証拠能力を持たせる作業」のことを証拠保全といい、パソコンやスマホ等の記憶媒体に手を加えず調査したという証明を行うために、クローン機器からハッシュ値やデジタル署名を用いてデータを抽出します。クローン作成は、記憶媒体の故障も防ぎます。
②データの解析・分析
取り出したデータを解析し証拠となり得るデータの有無を確認します。フォレンジック調査では主に以下のような内容を解析・分析することができます。
- パケット(ネットワーク上に流れるデータ)
- サーバーログ
- ドキュメントファイルの作成・保存履歴
- メールの送受信履歴
- webサイトの閲覧履歴
- 不明なアプリケーションのインストール・実行履歴
③報告
調査結果の詳細をレポートにまとめ、提出します。提出されたレポートは法廷利用可能な資料になります。提出レポートには、証拠保全の工程を経たクローン機器から抽出され、調査された事実が記載されますそのためレポートを「第三者の任意的な資料」として扱うことが可能です。
公的機関で使用可能なレポート作成ができる調査会社は限られているため、目的に合わせて調査可能なフォレンジック調査会社を選ぶようにしましょう。
デジタルデータフォレンジックへの無料相談はこちらから
フォレンジック調査を依頼する時は、インシデントが発生した時は、放置すると被害が拡大してしまう可能性が高いので、まず調査会社に相談することが重要です。デジタルデータフォレンジックでは、24時間365日無料で相談を受け付けているため、早急に対応してもらえます。
費用 | ★見積り無料 まずはご相談ください |
---|---|
調査対象 | PC、スマートフォン、サーバ、外付けHDD、USBメモリ、SDカード、タブレット など |
サービス | マルウェア・ランサムウェア感染調査、ハッキング・不正アクセス調査、サイバー攻撃被害調査、退職者調査、労働問題調査、社内不正調査、情報持出し調査、横領着服調査、パスワード解除、データ改ざん調査、データ復元、デジタル遺品、離婚問題・浮気調査 など |
特長 | ✓累積ご相談件数32,000件以上 ✓国際基準をクリアした厳重なセキュリティ体制(ISO認証、プライバシーマーク取得済) ✓警視庁からの捜査協力依頼・感謝状受領の実績多数 |
デジタルデータフォレンジックは、国内トップクラスの調査力を有しており、累計2万3千件以上の豊富な実績があります。
規模が大きな調査会社なため、官公庁や大手企業からの依頼実績もあるようですし、24時間365日の相談体制、ニーズに合わせたプランのカスタマイズなど、サービスの利用しやすさも嬉しいポイントです。
幅広い調査に対応しているだけでなく、インシデントごとに専門チームが調査対応を行っているとのことで、高品質な調査が期待できます。さらに、警察への捜査協力も行っているなど、信頼がおける専門業者です。
相談・見積りを“無料“で行っているので、まずは電話かメールで問合せをしてみることをおすすめします。
↓調査項目・プラン・料金などは公式サイトへ↓
フォレンジック調査依頼時に調査会社を選ぶポイント
ここでは、フォレンジック調査を依頼する時に調査会社を選ぶポイントを紹介します。フォレンジック調査を調査会社に依頼する時は、どの会社に相談するかを慎重に選ぶことが重要になります。会社によってはノウハウが蓄積されていなかったり、発生したインシデントに対応できないことがあります。
フォレンジック調査を依頼する時に会社を選ぶポイントとして以下のようなものがあります。
- 調査実績が豊富
- セキュリティ管理が信頼できるか
- すぐに調査対応してもらえるか
調査実績が豊富
フォレンジック調査会社に相談する時は、調査実績が豊富な会社に相談した方が、技術的なノウハウや最先端の設備を持っているような優良な会社に依頼できる可能性が高いです。特に官公庁や捜査機関、大手法人からの調査依頼の実績があるような会社は、公的機関から信頼されて調査を実施しているため、技術力もセキュリティも信頼できます。
中には調査実績が少なく、ノウハウが積み切れていなかったり、対応できるインシデントの範囲が狭いような調査会社もあるため、注意してください。デジタルデータフォレンジックでは、32,000件以上の相談実績があり、官公庁・法人からの調査で表彰された実績もあるようですので、その点信用できます。
セキュリティ管理が信頼できるか
顧客のデータを扱うサービスという性質上、セキュリティ対策は必須です。セキュリティ対策に力を入れている調査会社は、「ISO認証」「プライバシーマーク」などの世界基準で規定されている厳しい調査をクリアした調査会社のみが取得できる認定を取得しています。上記2つの認定の資格がセキュリティ面の判断に有用です。
すぐに調査対応してもらえるか
フォレンジックの調査対象となるインシデントの多くは、早急かつ正確に対応する必要があります。調査完了までのスピードが重要な理由として、調査の報告期限が決まっている・被害が拡大する可能性がある・業務を停止して調査する必要があるなどの緊急性が高いからです。
しかし、調査会社によっては調査する設備やノウハウが整っておらず、調査完了まで時間がかかる場合があります。24時間365日対応可能な会社であれば、依頼したタイミングですぐに対応してもらえるため、素早く調査を完了することができます。緊急性が高いときこそ、実績が豊富でスピード対応をしてもらえる調査会社に相談して調査しましょう。
まとめ
今回は、フォレンジック調査サービス「デジタルフォレンジック」の実績や口コミ評判、特徴や料金について紹介しました。
調査が必要なインシデントは突然発生するため、24時間365日対応してもらうことが可能で、その際相談や見積もりを無料で対応してもらえるデジタルデータフォレンジックは一番最初に相談する調査会社として良心的で信頼できる会社です。
もしフォレンジック調査会社選びで困った時は、デジタルデータフォレンジックに相談して調査を依頼することをおすすめします。