パソコンが遠隔操作される原因と対処法について解説

パソコンがマルウェア感染などのサイバー攻撃を原因として遠隔操作される事例は後を絶ちません。本記事では、パソコンが遠隔操作される原因、症状、対応策、そして予防策について解説します。

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パソコンが遠隔操作される原因

フィッシング詐欺や不正リンクによるマルウェア感染

フィッシング詐欺は、偽のメールやウェブサイトを通じて、ユーザーをだまし、不正なリンクをクリックさせる手口です。これにより、マルウェアがパソコンに侵入し、遠隔操作が可能な状態にされます。特に、トロイの木馬やリモートアクセスツール(RAT)は、この手法で広く利用されています。

リモートデスクトッププロトコル(RDP)の脆弱性を狙った攻撃

リモートデスクトッププロトコル(RDP)は、パソコンを遠隔操作するための機能ですが、このプロトコルの設定が不適切であったり、脆弱性が放置されていると、ハッカーがこれを利用してパソコンに不正にアクセスすることがあります。特に、強固なパスワードや2段階認証を設定していない場合、攻撃にさらされやすくなります。

公共Wi-Fi経由でのリモートアクセス攻撃

公共のWi-Fiネットワークは、セキュリティ対策が不十分な場合が多く、ハッカーがその脆弱性を利用して遠隔操作攻撃を仕掛けるケースがあります。ユーザーが公共Wi-Fiに接続している間に、不正アクセスが行われ、デバイスが遠隔操作される危険性があります。

不正なソフトウェアやプラグインのダウンロードによる感染

信頼性のないソフトウェアやプラグインをダウンロードすることも、遠隔操作の原因となる場合があります。特に、公式ストア外からダウンロードしたソフトウェアやプラグインには、マルウェアやバックドアが仕込まれていることが多く、これが遠隔操作の手口に利用されます。

パソコンが遠隔操作された時の症状

パソコンやマウスの動作が遅くなる、勝手に動作する

パソコンが遠隔操作されている場合、処理速度が急激に低下したり、マウスが勝手に動くといった症状が見られることがあります。これらは、バックグラウンドで不正な操作が行われていることを示している可能性があります。

不審なプログラムが勝手にインストールされている

遠隔操作により、ユーザーの許可なく不正なプログラムがインストールされる場合があります。特に、ユーザーがインストールした覚えのないソフトウェアやツールが見つかった場合、それが遠隔操作に利用されている可能性があります。

不正なログイン履歴や通信量の増加がみられる

パソコンがハッキングされている場合、システムやサービスへの不正なログイン履歴が確認されることがあります。また、通常の使用状況に比べ、通信量が異常に増加している場合、バックグラウンドで遠隔操作に関連する通信が行われているかもしれません。

パソコンが遠隔操作された時の初動対応

ネットワークからの切断

まず、パソコンが遠隔操作されていると感じたら、速やかにインターネット接続を切断しましょう。Wi-FiやLANケーブルを物理的に遮断することで、攻撃者との通信を一時的に止め、さらなる被害を防ぎます。

セキュリティソフトでのウイルススキャンの実施

ネットワークを遮断した後、セキュリティソフトを使ってシステム全体をスキャンし、マルウェアや不正プログラムを検出、削除します。最新のセキュリティパッチが適用されていることを確認し、すべての脅威を排除することが重要です。

不正アプリを削除する

感染の原因となった不正なソフトウェアやプラグインが発見された場合、それらを即座に削除します。アプリケーションの一覧を確認し、見覚えのないプログラムや設定がないかを慎重に調べましょう。

パスワードを変更する

システムが感染している間に漏洩した可能性のあるパスワードを速やかに変更しましょう。特に、重要なアカウント(メール、オンラインバンキングなど)のパスワードを強固なものに変更し、二段階認証の導入も併せて行います。

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パソコンが遠隔操作を受けて、不正アクセスや端末が不審な挙動をしているのであれば、情報漏えいや不審なソフトウェアなどがインストールされていないか端末を調査しましょう。不審なソフトウェアを削除、または端末を初期化しても情報が外部に漏えいしていれば再度不正アクセスなどの攻撃を受ける可能性があります。

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遠隔操作のリスクを減らすための予防策

遠隔操作のリスクを最小限に抑えるためには、以下の予防策が効果的です。
まず、信頼性の高いセキュリティソフトを常に最新の状態に保ち、定期的にウイルススキャンを行います。また、リモートデスクトッププロトコル(RDP)を利用する際は、強力なパスワードを設定し、2段階認証を有効にしましょう。

加えて、公共Wi-Fiを利用する際には、VPNを使用することで通信を暗号化し、攻撃者の侵入を防ぐことができます。ソフトウェアやプラグインは、公式サイトからのみダウンロードする習慣をつけ、未知のリンクやファイルを開かないよう注意が必要です。

まとめ

パソコンの遠隔操作は、フィッシング詐欺やマルウェア感染、RDPの脆弱性など、さまざまな手口によって引き起こされます。被害を最小限に抑えるためには、早期の発見と迅速な対応が不可欠です。ネットワークからの切断やウイルススキャン、パスワード変更など、初動対応をしっかりと行い、必要に応じて専門家に相談することが推奨されます。また、日頃からセキュリティ対策を徹底し、予防策を講じることで、遠隔操作のリスクを大幅に低減させることができます。

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