「ハッキングされました」と騙すメールの特徴と対処はどうすればいいのか

最近、不審なメールを受け取り「アカウントがハッキングされました」という内容に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。本記事では、そうした「ハッキングされましたと騙すメール」について、その特徴、具体的な対処法を解説します。

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「ハッキングされましたと騙すメール」の具体例

まず、ハッキングされたと思わせる具体的なメール文の例を紹介します。

件名: 【緊急】アカウントセキュリティ警告

差出人: セキュリティチーム <[email protected]>

本文:
お客様各位

当社セキュリティチームです。

あなたのアカウントに不審なログイン活動が検出されました。
以下の詳細をご確認ください:

  • 日時: 2024年12月6日 09:15 JST
  • 場所: 東京都
  • IPアドレス: 192.168.1.100

アカウントのセキュリティを確保するため、直ちにパスワードの変更をお願いいたします。
以下のリンクからパスワードの変更手続きを行ってください:

[リンク]

24時間以内に対応がない場合、アカウントを一時的にロックさせていただきます。

ご不明な点がございましたら、当社カスタマーサポートまでお問い合わせください。

セキュリティチーム

このメールは、セキュリティチームに装って緊急対応を促してリンクを踏ませようとしていますね。

このようなメールを受け取った場合、リンクをクリックせず、直接公式サイトにアクセスして確認するか、正規のカスタマーサポートに問い合わせることが重要です。

「ハッキングされましたと騙すメール」の特徴

ハッキングされましたと騙すメールは受信者を不安にさせ、行動を促すために巧妙に作られています。その内容には共通した特徴があります。以下で詳しく見ていきましょう。

「ハッキングされましたと騙すメール」の特徴

不自然な日本語表現

多くの「ハッキングされましたと騙すメール」は、日本語の文章が不自然であることが多いです。例えば、文法や表現が不自然だったり、翻訳ツールを使ったようなぎこちない文章が特徴的です。

知らない送信者

送信者がまったく心当たりのない名前やメールアドレスの場合は注意が必要です。また、実在する企業を装っていても、送信元のメールアドレスが公式なものではない場合があります。

URLの不一致

メール内のリンク先URLと実際のリンク先が異なる場合があります。リンクをクリックする前に、カーソルをリンクの上に置き、ブラウザのステータスバーに表示されるURLを確認しましょう。

緊急性を煽る文言

「24時間以内に対応が必要」「直ちにパスワードを変更してください」など、受信者に緊急性を感じさせる文言が使われることがよくあります。これも注意を引くための典型的な手口です。

添付ファイルの注意

exeファイルやdocmファイルなど、実行可能な形式のファイルが添付されている場合は特に注意してください。これらのファイルはマルウェアを含む可能性があります。

偽装された送信者情報

送信者名が公式のものに似ていたり、わずかに異なるアドレスが使用されていることがあります。例えば、「[email protected]」のように、本物のアドレスに一文字追加されたケースなどです。

「ハッキングされましたと騙すメール」の対処法

ハッキングされましたと騙すメールを受け取った際、冷静に対処することが重要です。以下に具体的な手順をまとめました。

「ハッキングされましたと騙すメール」の対処法

リンクをクリックしない

メール内に含まれるリンクは、不正なサイトへ誘導するためのものです。リンクをクリックしないようにしましょう。

また、クリックしてしまい、リンクの先で個人情報を入力するフォームがある場合は絶対に入力してはいけません。

>>偽サイトに個人情報を入力してしまったらどうする?適切な対処法と相談窓口を解説

添付ファイルを開かない

添付ファイルにはマルウェアが含まれている可能性があります。身に覚えのないファイルは絶対に開かないでください。

パスワードの変更

メールで指示されたリンクではなく、公式サイトからパスワードを変更しましょう。その際、複雑なパスワードを設定し、二段階認証を有効にすることをおすすめします。

フォレンジック調査を依頼する

個人情報を入力してしまった場合や、リンクを踏んだり、なにかをインストールさせられたなどの場合はマルウェアに感染している可能性があるので、専門のフォレンジック調査会社に相談してください。自力での対応は証拠を損なう可能性があるため、専門家に任せるのが安全です。

編集部おすすめ調査会社:デジタルデータフォレンジック(おすすめ度)

不正なソフトウェアなどをインストールしてしまい、遠隔操作などを受けたときに情報漏えいや不正アクセスなどがないか調査してくれる専門会社をご紹介します。

こちらの業者は、対応件数が39,000件を超え、民間の調査会社でありながら官公庁や大手企業との取引実績も多く信頼できるため、幅広い調査に対応していておすすめです。

まずは無料で相談・見積りまで行ってくれるようなので、不安な方は一度相談してみるとよいでしょう。

デジタルデータフォレンジック

費用★見積り無料 まずはご相談ください
調査対象PC、スマートフォン、サーバ、外付けHDD、USBメモリ、SDカード、タブレット など
サービスハッキング・不正アクセス調査、マルウェア・ランサムウェア感染調査、サイバー攻撃被害調査、退職者調査、労働問題調査、社内不正調査、情報持出し調査、横領着服調査、パスワード解除、データ改ざん調査、データ復元、デジタル遺品、離婚問題・浮気調査 など
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デジタルデータフォレンジックは、国内トップクラスの調査力を有しており、累計3万9千件以上の豊富な実績があります。

規模が大きな調査会社でありながら、ハッキング調査などの実績もあるようですし、24時間365日の相談体制、ニーズに合わせたプランのカスタマイズなど、サービスの利用しやすさも嬉しいポイントです。

相談・見積りを無料で行っているので、まずは電話かメールで問合せをしてみることをおすすめします。

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まとめ

「ハッキングされましたと騙すメール」は、サイバー犯罪者が多用する手口の一つです。この記事で紹介した特徴や対処法を参考に、冷静に対応してください。また、日頃からセキュリティ対策を徹底し、被害を未然に防ぐことが重要です。

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