「サービスの正常な利用に影響が出る」とANAかたるフィッシングに注意喚起

全日本空輸(ANA)をかたるフィッシングメールが確認されているとして、注意喚起が行われている。

概要

フィッシング対策協議会で確認されているフィッシングメールには、「ANAマイレージクラブの会員情報更新のお知らせ」「ANA会員情報確認・更新のお知らせ」などの件名が使用されているという。
また、本文には「会員情報が期限切れ」「サービスの正常な利用に影響が出る」などと不安をあおる内容に、外部ページへのリンクが記載されているとのこと。
リンク先はANAのオンラインサービスへのログインページを思わせるフィッシングサイトとなっており、個人情報やクレジットカード情報などの入力させるフォームが表示されるとのこと。
当該サイトで情報を入力すると攻撃者に情報を窃取される恐れがある。

対策

ANAは、正規サイト上で「お客さまのクレジットカード番号、暗証番号などの情報を要求する電子メールをお送りすることはございません」と注意を呼び掛けており、同社名を使った不審なメールを受信した際は削除するよう呼び掛けている。
また、フィッシング対策協議会からは、サービスへのログイン時はメールや SMS からではなく、公式アプリやブラウザーのブックマークからアクセスするよう推奨されている。

【参考URL】

https://www.ana.co.jp/ja/jp/special-notice/000628.html?p1=top&p2=ja&p3=global
https://www.antiphishing.jp/news/alert/ana_20230630.html

最新情報をチェックしよう!