無線機器メーカーで顧客1,068名分の情報流出判明 サーバーへのアクセス数値異常で発覚

業務用無線機器の専門メーカー「株式会社フルノシステムズ」において、不正アクセスによる情報流出の可能性が判明している。

概要

不正アクセスが判明したのは12月14日。
同社サポートセンター用サーバーのアクセス数が、月次平均より高い数値であることを確認したことで問題が浮上したという。
通常の月間アクセス数平均はおよそ200件のところ、11月度においては9,500件もの件数が確認されている。
調査の結果、同サーバーに外部からの不正アクセスによる攻撃が判明。
サーバー内の顧客情報が窃取された可能性が懸念されている状況とのこと。

影響範囲

当該不正アクセスによる影響は以下の通り。

被害対象:
2012年7月3日から2022年11月20日の期間、同社製品サポートサイトの問合せフォームを利用した顧客1,068名

流出した可能性のある情報:
メールアドレス情報

対応

フルノシステムズ社は、影響があった顧客に対し個別での対応を実施。
また、被害のあったサーバーは停止し、専門機関などと連携したセキュリティ対応および復旧作業が継続しているとのこと。

なお12月19日の公表時点で、同社の製品マニュアルなどのデータダウンロードは利用できない状況で、代替えサーバーを用いて可能とできるよう対応が進められているという。

【参考URL】
【重要】不正アクセス発生による個人情報流失の可能性に関する お詫びとお知らせ
https://www.furunosystems.co.jp/

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